ネバー×エンド×ロール ~巡る未来の記憶~

ネバー×エンド×ロール ~巡る未来の記憶~

649円 (税込)

3pt

この街は壁に囲まれている。 札幌を襲った天災から十六年、復興という名の再開発事業のせいで、街は高い壁の中にすっぽり収まっていた。 風変わりなその街で育った十五歳の少年・駆は外の世界への憧れを抑えきれずにいた。怖いもの知らずの彼は、街一番の秀才・勇夢と幼なじみの夏月を巻き込み、無謀すぎる脱出作戦を立てるのだが……。 そんな夏の日、放課後の屋上に“過去へ駆ける少女”が落っこちてきて―― !? 悩める彼らの運命が動き始める! 一人の少女が巡る三つの暦。 高い壁に秘められた小さな星のナゾを紐解く、青春ロスタイムストーリー。

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ネバー×エンド×ロール ~巡る未来の記憶~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     3つの時代をそれぞれ異なるヒトの視点で書いた話です。どの時代にも未来から過去へと遡る、こよみという少女が出てきます。
     主人公たちはそれぞれ異なる悩みを持っていて、物語を通して考え方を変えていきます。他の時代でも彼らが出てきたりその影響が出ていたりします。そして、読み進めていくうちに、再開発事業に

    0
    2012年07月10日

    Posted by ブクログ

    最初は既存のキャラクターの焼き直しのようで、全く感情移入できなかったけど、進むうちに少しずつ少しずつ面白くなって、とてもすっきりした読後感でした。こよみの強さは分かりづらかったけど、妙に納得できてしまう不思議な力のあるお話。

    0
    2012年11月07日

    Posted by ブクログ

    未曾有の大震災からの復興を目指す都市「札幌」で日常を送る主人公が、過去を遡れるという少女と出会うことで物語が動き出す、というお話。 章を追う毎に前章の疑問が晴れていき、序盤は不可解すぎて投げ出したくなるかもしれませんが、ラストではスッキリ&感動を貰える作品です。

    0
    2012年09月20日

    Posted by ブクログ

    震災に見舞われて大規模な被害を受けた札幌
    復興のための再開発が進められていくなか
    いつのまにか町を囲むように建設された巨大な壁

    閉塞感に先が見えず、ここから出たいと切望する主人公の目の前に
    突然、1人の女の子が降ってきた

    白銀の髪に大きなバックパック
    そして印象的な青いペンダントを首からさげたそ

    0
    2012年07月11日

    Posted by ブクログ

    『壁に囲まれた街』という舞台に魅力を感じて購入しました。

    この作品はその展開方法が特徴的で、ストーリーが「進む」ほどに少女の物語は始まりへと「戻って」いきます。
    分かりづらい表現ですが、夢野久作さんの『瓶詰の地獄』を思い浮かべて頂ければ、少しは理解し易いかと思います。(^_^)

    0
    2012年07月09日

    Posted by ブクログ

    過去へとタイムスリップできる少女・こよみを軸に、2029年、2053年、そして3367年の札幌で巻き起こる事件が描かれた作品。

    物語は上の年代順で進行していくが、過去へと遡るという特性上、少女視点では物語が過去に向かって進行しているという構成が面白い。

    物語序盤はあまり好きになれなかったものの、

    0
    2012年12月11日

    Posted by ブクログ

    タイムトラベルものであり作者のデビュー作。

    なぜタイムトラベル出来るのか?を説明すると、今のところその結論が出るよね、という感じがする。結末はあまりすっきりしないが、話の中身は面白い。

    0
    2022年09月13日

    Posted by ブクログ

    城壁に囲まれた街に住む幼馴染達。
    彼らの前に、突如として女の子が現れたのが
    すべての始まりだった。

    壁の向こう側はそういう落ちかと想像した通りでした。
    そこに至るまでが、ぐるぐるしているだけで。
    とはいえ、最後の最後まで読むと
    そこに行くのか! という驚きが。
    いや、むしろすべてが…という状態に

    0
    2015年07月03日

    Posted by ブクログ

    時間を遡れる「こよみ」。
    収縮する宇宙。
    壁に囲われた居住区。
    何となく、詰め込みすぎて、感情移入は出来ませんでした。
    良く理解出来ない所もあったので、その辺も理解カが足りない事が大きな理由ですが、残念です。

    0
    2013年08月14日

    Posted by ブクログ

    「雲の向こう、約束の場所」と何か関係あるのかな?
    あまりにも設定(北海道に立つ塔とか3人の幼なじみとか飛行機作るとか)が酷似してるけど…

    タイムスリップとか宇宙なくなるとか非現実的過ぎてあんまり感情移入できなかったなー。
    キャラもそこまで魅力的ではなかったかも。

    0
    2013年05月29日

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