ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
やりたいことが見つからないから、と就職を先送りする大学生、目の前の仕事はほどほどなのにキャリアプラン作成とスキルアップには余念がない若手社員…。数々の教育現場を知る著者が、巷に溢れる「やりたいこと」難民とその背景にあるキャリアデザイン教育の過熱に警鐘を鳴らし、10年後が見えない時代を生き抜くための新たな働き方の軸を提案する。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
将来を考え過ぎるから、今に集中できなくなる。綿密に考えたところで、変化の速い時代では思い通りにいかなくて当然だ。ならば大切なのは、将来についてあれこれ考える以上に、今に集中し、柔軟に学び、適応することなのではないか。
この本は学生であるならば必ず読むべし! そもそも、好きなことを仕事にすることと自分らしさを出すというのは幻想なのではないかと思う。取り組む前に嫌いだと思っていたが実際に取り組んでみると意外と好きなんだという発見があるのはよく聞く。自分に適しているかどうかはやってみないとわからない。10、20年後ど...続きを読むうなるかは経ってみないとわからない。「先のことをあれこれ考えるのではなく、目の前にあるものを精一杯取り組むこと。」著者は何度も強調している。自分自身も現状に満足せずに目の前にあるものを精一杯取り組んでいきたい。
自分はそもそも、就職活動の時に、「本当に自分が好きなことは何か?使命は何かを考えて、その仕事につかないと、定年したときに、「自分はこの人生、何をやってきたのか」と後悔することになる。」と言われて仕事を探してきたし、今までその姿勢で今後のことを考えた仕事をしてきたつもりだった。 しかしそれでは、ちょっ...続きを読むと考えただけでもわかる話なのだが、上記に完全一致しないと仕事はできないのかor充実した人生が送れないというかというと全くそうではないし、むしろ当初描いたキャリア像など、これだけ世界が激変する中では何も意味も持たないことを肌で実感してくる。 そういうジレンマの中で出会ったのがこの本。 仕事とは、自分のしたいことを好き勝手にするのが仕事ではなく、他者や世の中が自分に与えてくれる、必要な役割を果たせて初めて仕事となり、その目先の課題をひとつひとつこなすことで新たな(思いもしなかった)未来が切り開かれるという、ごくごく自然な話。でも、そうはっきり言ってくれることが自分にとっては非常に新鮮だった。 先の先入観があったので、そのような考えに至ることは「組織に呑まれ、負けやあきらめを認めること」という幼稚な思い込みがあったから・・・。 今やっている経理の仕事を、学生時代に望んだかといえば全くそうではなく、でも、今ではそれなりに成果も未来も見えてきている。そして10年後を考えれば、自分は経理以外の仕事をしている可能性は十分にある。 人と人との偶然のつがなりを大切にし、新たな機会を広げるため、行動力を通してチャンスの分母を大きくしていく。そのプロセスで毎日直面する大事小事を一生懸命こなしていく。そうやって、縁あって得た仕事を好きになっていく。 あえて未来を予測せず、予期しない出来事や不確実であることを楽しみ、ワクワクする心を養い、逆境や、悪い事態に直面しても、後悔や不運を恨む心を持つのではなく、次に活かし、鍛える好機と前向きに捉え、自分の人間としての幅を広げるチャンスと考える。 36歳を目の前にして、良い本に出会えたと思います。感謝。
確か、日経プレミアPLUSに著者の特集ページがあって、面白いなと感じて読んだのが本書。 やりたい仕事をしなければならない、という固定観念にとらわれることに注意を喚起している本。 「ほんとうに大切なのは、『今、ここ』に集中して全力を尽くすこと。 それによって能力開発が進み、成果が上がるだけでなく、...続きを読む自分自身の思いがけない能力や適性を発見することになる」(p.207) 私自身はのやりたい仕事なんてのは正直なところわからない。 できるかどうかもやってみないとわからない。 とりあえず、先のことばかり考えるのは、一旦中止して、今の仕事に集中することが第一歩なのだと思った。 もちろん、会社の100%言いなりにはなりたくないが。
仕事は基本的に面倒くさいもので嫌なものだ。仕事にもともと面白さなどはなくいかに自分が仕事を楽しめるように工夫が必要だ。後先や未来のことを考える暇などなく今ここにある目の前の仕事をやることに意味がある。
こんなにわたしが思ってたもやもやをある意味形にしてくれている本があるなんて!!!と驚きと尊敬の気持ちでいっぱいです。 未来のこと、先のことばかりにとらわれて今に一生懸命になりきれてない現状、多々見受けます。 先のことを考えるな!っていうわけじゃなくて、重要性はわかった上で、落とし穴もあるからそれじ...続きを読むゃなきゃだめなんだーーー!って片方の考え方だけに流されない方がいいね、ていうのがざっくりした感想です。 就職活動中なのですが、読み返し読み返し、いまをいきていきたいな、と思いました。 とってもよい視点!今の自分に都合のいい言葉だからかもしれませんが。。 榎本さんありがとうございました!
就職活動でよくキャリアプランとかのたまってるけど、やりたいことが無いならしても意味がない。キャリア云々言う前に目の前の仕事を精一杯やり遂げる事で自分らしい生き方が見えてくると解いている一冊。実に爽快な気分になりました。
カオスセオリー ・・・ブライトとプライヤー The chaos theory of careers P177 クランボルツの計画された偶発性理論 開発すべきスキル ・好奇心 ・粘り強さ ・柔軟性 ・楽観性 ・冒険心 ジェラット 積極的不確実性理論 やりたいこと志向からの脱却 キャリアデザイン...続きを読むという発想からの解放
経験を積んだベテランの職業人と、これから就職しようという若者がおかれている、(いた状況)が違うということを改めて、認識した。偶然が人生において、結構作用しているということも、自分の経験からも納得という感じ。さっくり一読したが、もう一回しっかり読み直したい本です。本の中にある、クロンボルツ、キャリアア...続きを読むンカー等のキーワードを広げて、関連する本も探してみようと思う。
学校で当然のように行なわれているキャリア教育に疑問を投げかけた1冊。就活に行き詰った人に読んで欲しい。 働くことについて改めて考えることが出来ると思った。就活前から就職後まで一貫して忘れてはいけない大切なことが書かれている。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
「やりたい仕事」病
新刊情報をお知らせします。
榎本博明
フォロー機能について
「日本経済新聞出版」の最新刊一覧へ
「ビジネス・経済」無料一覧へ
「ビジネス・経済」ランキングの一覧へ
勉強ができる子は何が違うのか
「自分のすごさ」を匂わせてくる人
イクメンの罠(新潮新書)
一流は知っている! ネガティブ思考力
「上から目線」の構造
薄っぺらいのに自信満々な人
お子様上司の時代
怒ってばかりの毎日が変わる! 子どもへの「怒り」を上手にコントロールできる本
「榎本博明」のこれもおすすめ一覧へ
▲「やりたい仕事」病 ページトップヘ