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優しくて料理上手な母親とふたり、赤い屋根の家で快適に暮らす「あの子」。でも「このままでいいのか」という思いが頭から離れない。やがて「あの子」はリュックにおにぎりとお気に入りのパンツを詰めて家を出る――。画家としても活躍中のクマザワミキコが贈る、ゆるくて可愛くて哲学的な「あの子」の世界!!
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Posted by ブクログ
「”今”」生かせて行ける場所が大切な場所なんだなってしみじみと思える漫画でしたね。 なにより、描写が良い、そして、物語は夢がみれる・・・
ほんとうに、 ”なんでそんなことしちゃうんだろう” ね。 どうしてそのまま留まれないんだろうね。 わざわざ、楽しくて快適な「家」を離れて ひとりで何処かへ行かなくてはならない気がしてしまうんだろう、ね。 悲しい。寂しい?うまく説明できない、せつなさ。 本当の本当にひとりになった“あの子”は何処へ行...続きを読むったんだろう。 選んでひとりになったこの子は、これから何処が「家」になるんだろう。 「家」ってなんなんだろうか。 それはひょっとして、自分? ページを閉じたあとも、思い巡らし、余韻の残る作品です。
『夜の須田課長』とはまったく作風が違いますね。 これは寓話…なのかな? 過保護な母親が作る快適な家はなんだか息苦しい。自立したい。ひとりでいたい。でも完全な孤独は辛い。 言いたいことはわからなくもないですが…。 物語があまり面白くないなぁ。
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