真綿荘の住人たち

真綿荘の住人たち

641円 (税込)

3pt

レトロな下宿で青春と恋の始まり、のはずが……

真綿荘に集う人々の恋はどれもままならない。性別も年も想いもばらばらだけど、一つ屋根の下。そんな奇妙で切なくて暖かい下宿物語。

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真綿荘の住人たち のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    この本を読んで、色々な恋愛観を知ることができた。
    読み進めるうちに、住人同士の関係がそれぞれの恋模様と共に浮きぼりになるところが面白かった。

    0
    2021年05月05日

    Posted by ブクログ

    読み始めは、いつもの島本理生さんより明るめだな、『クローバー』みたいな雰囲気かなあと思ったらしっかり島本理生さんワールドで、とても好きでした。こんな物語が読みたかったな、という作品を島本さんはいつも与えてくれます。島本さんが描く、簡単に言葉に当てはめられない関係は、いつも読み応えがあって不思議な気持

    0
    2019年09月26日

    Posted by ブクログ

    青少年のための手引き
     北海道から東京に大学進学のために上京した大和君。
    清潔な視線
     椿さんと八重子ちゃんは恋人。
    シスター
     鯨ちゃんは大和君に恋する。荒野先輩は鯨ちゃんに恋する。
    海へむかう魚たち
     大和くんは大学の先輩絵麻さんと駆け落ちする。
    押し入れの傍観者
     晴雨(せう)さんと大家の綿貫

    0
    2023年02月13日

    Posted by ブクログ

    島本理生さんの作品大好きなのになぜか10年間積んでいてやっと読むことができました。読み始めたら面白かった〜。ほっこり系かな?と思いきやそれぞれが抱えている恋愛はどれもままならなくて辛くなるものばかり。鯨ちゃんと荒野先輩の『シスター』がとってもよかった。連作短編の作り方はやっぱり大好きで、この章では脇

    0
    2023年01月22日

    Posted by ブクログ

    真綿荘に住む人達の様々な恋愛観、人間模様について描かれた物語。物語は明るい恋ではなく、暗く静かに進んで行くように感じた。理解し難い恋もあったが、その裏には悲しい過去も関係している。まだ恋愛経験の少ない歳の私にとっては、少し大人な恋の物語だったのかもしれない。

    0
    2022年04月06日

    Posted by ブクログ

    登場人物それぞれ味わい深く、面白かったけど、もう少しそれぞれの背景が詳しく知りたかったような気もする。
    綿貫さんと晴雨さんの関係は、ちょっと私には理解が難しいかなー。

    0
    2022年04月03日

    Posted by ブクログ

    それぞれの住人の描写が鮮やかでとても面白かった。
    しかし、綿貫さんと晴雨さんの関係だけは共感できずよくわからなかった。
    特に最後がどうしてそこに落ち着いたのか、それこそ2人にしかわからない落ち着き所なのだなと思う。

    0
    2022年03月26日

    Posted by ブクログ

    『家族とも友人とも恋人ともちがう。けれど、赤の他人とも言いきれない。ゆるやかだが濃密な関係のもと、下宿人たちは食事をし、今日も同じ屋根の下で眠りにつく。(三浦しをん「本屋さんで待ちあわせ 〈真綿荘の住人たち〉」より抜粋)』

    『下宿』と聞いてどんなイメージを思い浮かべるでしょうか?木造の古いアパート

    0
    2020年08月25日

    Posted by ブクログ

    一見、爽やかな日常を送ってるように見える住人達。でも彼らの心の中はいつも誰かを想って、悩んで…。平然と振る舞いながらも、それぞれ秘密を抱えている。島本さんの本はやっぱり人間らしくて、情景も素敵でした。でも、養子縁組が何回考え直しても謎。

    0
    2020年04月26日

    Posted by ブクログ

    東京・江古田にある下宿、真綿荘に住む5人それぞれの恋の物語。
    性格の悪い美人に振り回される大和くん。彼に片想いをするも、大学の先輩に告白されて揺れる鯨ちゃん。
    とある過去から男嫌いになり、今は女子高生の八重子と付き合っている椿。
    真綿荘の大家で小説家の綿貫さんは、「内縁の夫」と呼ぶ画家の晴雨さんと離

    0
    2015年08月19日

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