ジキルとハイド

ジキルとハイド

ロンドンの高名な紳士、ジキル博士の家にある時からハイドという男が出入りし始めた。彼は肌の青白い小男で不愉快な笑みをたたえ、人にかつてない嫌悪、さらには恐怖を抱かせるうえ、ついに殺人事件まで起こしてしまう。しかし、実はジキルが薬物によって邪悪なハイドへと姿を変えていたのだった……。人間の心に潜む善と悪の葛藤を描き、二重人格の代名詞としても名高い怪奇小説。

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ジキルとハイド のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年10月23日

    映画はちょっと血生臭いシーンがありましたが、小説はまだサラッとしててよかったです。
    普通にサクサク読めて面白かったです。

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月10日

    ジキルとハイドからの視点ではなく
    第三者からの目線で語られるとはしらなかった
    ストーリーはわかってても読んで初めてわかるのが書き方だったってことは結構よくある

    0

    Posted by ブクログ 2023年03月21日

    心情や情景の描写が凝っててすごい!
    これは映画や舞台じゃなくて、小説で表現されるべきだと感じた。

    「畏怖」の対象となるハイドの描写は全て抽象的。
    これは読者によって「畏怖」を感じるものが多少違うからなのかなと思った。

    他の描写は精細で濃密だから、しっかりと情景が思い浮かぶ。
    読者の想像力で完成さ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月09日

    題名は知っていたものの、全く話を知らなかったので一読した。人間の2面性を極端化したのがこの作品だと思う。個人的に思うが、人間誰しも多面的な性格を持っていると感じる。しかし、それを自ら多面的な性格を意識的に乖離させないようとしているに違いない。そのストッパーが外れた時、本作のような悲劇を招くことはフィ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月30日

    再読。
    相反する自己の苦しみが僅かながらわかる。自分の中に抑え込んでいたものを少しでも認めることが出来たなら、全てを否定せずにいられたなら、悲劇は起きなかったかもしれない。
    裏の自分を認めどこかで発散する正当な術を持たない限り、破滅へと進んでいく可能性がある。博士だけでなく、生きている全ての人に言え...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月25日

    あまりにも有名な小説なのに、未だきちんと読んでいなかった。
    話は、ジキル博士の友人である弁護士アタスンによって語られる。単なる怪奇小説ではなく、人の中の様々な人格や善悪についても語られている。
    非常に興味深く夢中になって読んだ。

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月23日

    ミステリーとしての構成も良かったし、内容的にも面白かった。
    ジキルではなく、ハイドが優位になっていく辺りは、示唆に富んでいると思う。
    抑圧すればするほど表に現したくなるし、でも理性がそれを押しとどめる。人間は、それほど善良ではない。理性によって、善良なふりをしている。人間ほど怖いものはない。

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月10日

    二重人格という言葉以上に何も知りませんでしたが、初めて読みました。至って読みやすい一方で、いろんな思考を巡らせることのできる作品だったのは、失礼ながら意外でした。善と悪、真と偽、知性と欲望、、、いろんな対義語がありますが、果たしてこれは全く別物なのか、どこかで境目がなくなるものなのか、、、そして私の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月23日

    多分、読んだのは今回が3回目と思う。
    過去2回はあまりストーリーが良くわからなかった。
    今回は流れとしては多少理解が進んだ。

    2重人格のジキルとハイドであるが、
    外見も善と悪の人格も全く異なる2つの人間の
    間を薬品を飲んで行き来することができる。

    0

    Posted by ブクログ 2023年02月17日

    二重人格の代名詞としてはもちろん知っていた。だけどちゃんと読んだことが無かったので読んでみた。登場人物たちの苦悩がまどろっこしく感じあまり入り込めなかった。ただ、薬を飲んで変身する場面は映像で見てみたいと思った。

    0

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