部落解放同盟「糾弾」史 ――メディアと差別表現

部落解放同盟「糾弾」史 ――メディアと差別表現

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1922年京都岡崎公会堂で開かれた全国水平社創立大会は、決議第一項で次のように意思表示している。「吾々に対し穢多及び特殊部落民等の言行によって侮辱の意志を表示したる時は徹底的糾弾を為す」。この精神は差別者たちへの抗議・糾弾の中で、全面展開されてきた。糾弾は部落解放運動の生命線である。しかし憎悪をむき出しにした悪質な差別は現在も再生産され続けている。問題は何一つ解決していない。ところが中心になるべき解放同盟中央本部は弱体化している。いったい問題はどこにあるか。反差別運動の再生へ、いま狼煙を上げる。

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部落解放同盟「糾弾」史 ――メディアと差別表現 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    部落解放同盟の基本的姿勢はよくわかるが、
    差別表現の基準はやはりわからない。
    果たして客観的基準など存在しうるのだろうか?

    0
    2023年04月02日

    Posted by ブクログ

    部落解放同盟の「糾弾」と聞くと、なにやら恐ろしい気がするけれども、「糾弾」という言葉がよくないだけで、「差別をなくしてほしい」「このような点が問題である」というお願いや指摘と言えるのではないだろうか。

    差別の問題は難しい。けれども、根気よく「糾弾」していかなくてはいけないと思う。今は部落解放同盟が

    0
    2015年07月27日

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