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カンボジアで、内戦の時に埋められた地雷を、現地の人と共に掘り起こしながら、地域復興に携わる日本人がいます。その活動が実を結び、地雷被災は減少し、地雷原だった場所から大豆の芽が出ています。現地から送る、苦難と喜びのドキュメント。
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Posted by ブクログ
数年前から応援している地元愛媛の高山さんの著書。自衛隊としてPKOでカンボジアに入り、「必ずここに戻ってくる」と決意。退官後、すぐに行動に移し、カンボジアで地雷処理活動を続けている方です。 文化もまるで違うカンボジアのタサエンという小さな村に根付いた活動を続ける高山さんの言葉は、実に深い。 ...続きを読む 例えば支援について。 ハード(井戸や道路)の部分を与えるだけの支援は「依存心を助長するだけ」。自立につながる支援かどうか見極めること。支援する側、受ける側にも責任があるのだ・・と。 だから、高山さんはせっかく出来た井戸も壊れたらそのまままにしている村の人たちに対して、口をすっぱくして「修理をしろ」と言い続けるし、支援した以上は、かなりの期間、そこに関心を継続しなければならない・・とおっしゃいます。 得てして、寄付などを「した」ことに満足しがちですが、東日本大震災の復興もままならない今日のこの頃、関心を継続することの大切さを、今更ながら感じました。 『地球に住んでいて、いい生活をしている人が、貧しい生活をしている人の自立のために少し手伝ったらいい』・・・そんなシンプルな高山さんの考え方が、世界中に広がるといいな。
予想に反して夢の本だった。知識書ではなかったけど、本質は理解できたし、著者のそれを伝えようとする思いも読み取れた。
PKO派遣後、カンボジアに取りつかれ、ひたすら地雷除去活動を続けてきた高山氏。活動が軌道に乗った今、その経験が評価されるための1冊。やはり苦労が多かったんですね。
私がまだ大学生だった頃に新聞を読んで考えさせられた「地雷」がテーマですが、この本は現在のカンボジアの状況の一部を紹介してくれています。 私にも技術があればなぁとは思いますが、それ以外の方法で協力するやり方を考えてみたいと改めて感じました。
カンボジアになぜ地雷が多いのか。 不発弾処理から、地雷処理へ。 カンボジアの復興の鍵を握る。 不幸な事故も伝えている。 何ができるというわけではないが、歴史の貴重な記録だと思う。
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地雷処理という仕事 ――カンボジアの村の復興記
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高山良二
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