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Posted by ブクログ 2012年11月11日
司馬遼太郎による表に出てこなかった歴史の数々を彼独自の視点で描く。なにより、彼自身が所属した戦車第十九連隊のことを描く「戦車・この憂鬱な乗物」は興味深く、実体のない戦略や兵站を直視せず、空気の支配による幻想を作り上げた日本陸軍についての考察は、今の僕らの活動にも非常に参考になった。気合いとマネジメン...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年12月07日
司馬遼太郎さんの、エッセイ集。
電子書籍で読んだのですが、まず不満があって。それぞれの文章の初出がどこにも明記されていない。
まあ、良いのですけど、やっぱり良くない。気持ち悪い。明記して欲しいなあ、と思います。
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僕は司馬遼太郎さんは好きなので。
エッセイや旅行記や対談本なども、基本、好きです...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年06月08日
司馬遼太郎が思ったことを考察したエッセイ
内容が深く濃いため、よく調べてるなあと感心したけど、まあ当たり前だよね(笑)
あまり聴いたことない戦中の戦車についてや、妙麟尼の殉教的精神、公家が以外にも質素で、天皇が神だとは信用されていなかったことなど
なかなかに面白かった
ただ少し細すぎて多少ついていけ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月12日
表題の通り、作家司馬遼太郎が日本史上の様々な事象について考えをまとめた本作品。
戦国時代のある下級士族から、戦後日本の社会まで、考察が加えられる。
いわゆる蛸壺化が進んでしまったと言われて久しい学問の世界。本書はそのような現状に対する無言のアンチテーゼのように響く。
時代、領域を越えてみれば、...続きを読む
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