恥辱

恥辱

過去に囚われている二人の女性の贖罪の物語。

私ではなく、彼こそ生き残るにふさわしい人間だったのだ――。母親の自慢でもあった、何もかも完璧な兄の死をトラウマとしている女医、38歳。自分でからだを動かすことすらままならない異常な肥満で部屋に閉じこもった50代女性。過去に囚われ、誰も信じることができず、究極の孤独を抱えた二人が人生の歯車を狂わせた先に出会った時……。ベスト北欧推理小説賞受賞の実力派女性作家が描くサイコサスペンスの傑作!

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恥辱 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    スウェーデンの作家カーリン・アルヴテーゲンの4作目。
    過去を抱えた二人の女性の出会いがもたらすものは‥

    モニカは38歳の有能な医師。
    仕事で成功しているが、少女の頃のことで、いまだに深刻な罪悪感に苦しんでいた。
    恋人も出来たのだが、心のうちを明かすことが出来ない。
    ある事故に遭遇したモニカは責任を

    0
    2015年12月18日

    Posted by ブクログ

    秘密にしておきたい過去を持つふたりの女。
    優秀で母親の愛情を一身に受けた兄を持つ完璧主義の女医モニカと、ヘルパーの手を借りなければ生きていくことのできない異常な肥満体の女マイブリット。
    ふたりの人生が交錯したときに何が起きるのか。

    この作品に出てくるふたりの女性は、過去の出来事によって心に傷を持っ

    0
    2016年11月01日

    Posted by ブクログ

    スウェーデンの作家「カーリン・アルヴテーゲン」の長篇ミステリ作品『恥辱(原題:Skam、英題:Shame)』を読みました。

    『罪』に続き、「カーリン・アルヴテーゲン」作品です… 北欧ミステリ作品が続いています。

    -----story-------------
    過去に囚われている二人の女性の贖罪の

    0
    2023年01月05日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    カーリン・アルヴテーゲンは、1965年スウェーデン生まれ。
    二作目の『喪失』で、北欧推理小説賞を受賞。サイコサスペンスの女王ともいえる存在の作家らしいです。

    邦訳は四冊あり、本書は邦訳で一番新しい書物です。

    私は本書以前の三冊、『罪』『喪失』『裏切り』は読んでおらず、はじめてのカーリン・アルヴテ

    0
    2012年03月17日

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