ご主人様とは呼びたくない

渡海奈穂 / 栖山トリ子

「結婚しよう、青葉」自身に執着する主家の息子・絢人から逃れるため大学卒業を機に伊集家を出た青葉。だが絢人がアパートの隣に越してきて、結局は浮世離れした彼のお世話をすることになる。絢人は資産家の跡取りで容姿端麗・頭脳明晰、人々の憧れの的。地味で平凡な自分はそんな世界とは無縁でいたいのに、絢人はほかの人間には目もくれず、青葉だけを求めてきて…？ 主×従のフォーエバー・ロマンス。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: 新書館
• 掲載誌・レーベル: ディアプラス文庫
• 電子版発売日: 2015年06月19日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 11MB

[匿名希望 · ★★★★★]

予想外

超お金持ちの攻めと、住み込みで働いていた？受けとの話。ギャグで面白いなと読んでいました。

それなのに後半から攻めの好感度が爆上がり。青葉じゃなくても惚れるわ。

比例して星の数も上がって5です。

久しぶりにヒットした作品でした。

[ブクログ · ★★★★☆]

お金持ちで常識を超越してる攻に、一方的に迫られている庶民受。受攻はともかくこういうシチュは今までもなくはなかったけど、中途半端なコメディにしてないところはやっぱり渡海さん。突飛な設定でも抵抗なく読めてしまうのは、キャラクターがわりと地に足がついているから。この話の場合受はもちろんだけど、攻もそうだったというところにらしさがあってそこが個人的に好きです。恋愛面は、攻が受に執着する割にはサラリと書かれているけど、ストーリーのバランスとしてはいい。続きが読みたいと思わせるのも渡海さんならでは。ペーパーでの照れまくる青葉も可愛かったです。

[ブクログ · ★★★★☆]

大変良いツンデレでした。

お金持ちがボロアパートに押し掛け同棲って言うのは好きなネタ。表紙は絢人の妄想か？青葉ちゃんは決して執事服着てない。口絵はメイド服。似合って・・・ないよ・・・。

[あい · ★☆☆☆☆]

大雑把な作品

キャラ設定が大雑把で奥行きなく感じました。
ストーリーありきのキャラというか。
そもそもの発端が受けが自分と攻めは異母兄弟だと思い込むことことから始まってますが、まずそれが無理展開では？と、熱が冷めました。

この作者さんは好きだったのですが、ファンタジー設定に限り相性が良いようです