カラフルな君とモノクロな僕

じゃのめ

男ばかりが暮らす下宿・サクラロッジングに入居した地味で根暗な美術学校生の八神一路。そこで出会った管理人の柾は、一路とは正反対のド派手な男だった。はじめは苦手だったものの、派手な外見のうらに隠された優しさと寂しさに触れ、一路は徐々に柾のことが気になりはじめる。人付き合いが苦手で、まして恋愛とは無縁だった一路ははじめてその気持ちが「恋」だと知るが――。

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BLマンガ
• 出版社: 幻冬舎コミックス
• 掲載誌・レーベル: リンクス
• 電子版発売日: 2015年06月06日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 34MB

[匿名 · ★★★★★]

余韻に浸る

何とまあ味わいのあるストーリーなんでしょう。
そしてじゃのめさんの絵。
相まってより深くなってます。
よくこーゆうおもしろいストーリー思い付くなぁ。
買って良かった一冊。

＃ハッピー ＃深い

[はるか · ★★★★★]

良い。

『カラフルな君とモノクロな僕』

最後のシーンが特に印象に残ります。
良いです。


追記
まず、表紙の対比が良いです。綺麗。

次に、ストーリー。
その場所とそこにあるルールの現実感。

没頭型の主人公と、
それを支える主人公の好きな人。


あとで思い返して、
あれ、どうしてこのシーンになったんだっけ、
と思って読み返すと、
やはり自然な流れでこうなっていて、
というのが、良いです。



補足
BookLiveに『笑い話のようだ (じゃのめ)』が
未収録のようなので、
ここでレビューいたします。


『笑い話のようだ』
星5 ☆☆☆☆☆

表紙が綺麗。

文章やストーリーは 歩田川和果先生、
構成や表現は ARUKU先生
に似ています。

ぜひ収録してほしいです。

[ブクログ · ★★★☆☆]

じゃのめサンお得意の、ポエミーなモノローグにネガティブ攻め…うん、今回はモッサリし過ぎで不気味で、ちょっと引いたわ(笑) なんか絵が変わったかなぁ？前の方が丁寧な印象でした(　・３・)

１冊まるまる表題作。下宿を営む祖母を引き継いで管理人になった元ヤンの柾と、根暗で挙動不審な下宿人の美大生・一路。なんかね、一路が妖怪っぽくてちょっとアカンかったです。
集中するとスゴいんです、実は髪に隠れてるけどイケメンです、髪を切ったら案の定モテ始めたんです…嫌いな設定じゃないんだけどね★ 一途で健気だけと私のダメなネガティブさを持っていて、柾の元カレの股間にかぶり付きとか変態過ぎる(苦笑)←現役ヤクザの刺青を見物。
あと柾が一路の事好きなのがわかりづらかったというか、唐突な展開に思えたのは私だけかしら？ あまり特別感もなかったし、他の寮生との差がイマイチ感じられなかったのが残念(夜食のエピソードくらい？)

くっついてからのエロエロは良かったし、歳上の柾の方がズブズブに溺れてるのはカワイかった♪ でも個人的に今回はキャラが惜しかった！魅力が足らないというか、悪さも汚さも綺麗さも中途半端さが気になって仕方なかったなぁ。ホントに、一途さと健気さだけ残った気がしたわ(笑)
あと、下宿の住人たちが惜しかった！円ちゃんとかもっと絡んで欲しかったので残念。

[リエ · ★★★★★]

先生推しで読みました。

ポエミーな作風の先生らしい作品。カラフルとモノトーンの対比、下宿人と管理人、歳の差、いろんなところに仕掛けを作って絡めて整えている、と思います。
当て馬元カレもなかなか魅力的な人でした。

＃切ない ＃エモい ＃深い

[ブクログ · ★★★★★]

面白かった…おもしろかった！！
モノローグとか胸につまる秀作だったし、エロちぃし、カッコいいし、かわいいし、とにかく萌えまくった素敵な世界でした。
自分の殻に閉じこもってる美術系専門学生のもっさい攻めと、下宿先の家庭的なもとヤンキー(？)な若い管理人さん受け。
…相互作用でお互い人間的に成長していく過程が、よく構成されてて感動的でした。
デビュー作が自分的にいまひとつだったけど、(ごめんなさい)もうこれは作家買いになりそうです。

[ブクログ · ★★★★☆]

人付き合いの苦手な美大生が、賑やかな下宿の管理人に恋をする話。もさもさの黒髪で真っ黒な服ばかり着ている主人公と、カラフルな服でいつも笑顔の管理人との対比が鮮やか。主人公の不器用だけど真っ直ぐな気持ちに、「いい大人」の管理人がほだされていく。チャラくて要領よく見える管理人の不器用な過去話に萌えた。個人的には過去の男と寝てくれても良かったけど、そこは意外と純愛路線でした。でも、主人公と管理人のやり取りやエロシーンは◎。絵が綺麗なのも良かった。