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教科書からリアルな世界へ。わかりやすくて、誰でも使える!
数学的思考のエッセンスは、ジャンルを超えて誰にでも楽しめる、そして日々の生活で「使える」ものです。
ですが、現状では、まだ数学の力が存分に発揮されているとは言えません。
人生に「数学なんかいらないよ」、と思い込んでいる方も多いでしょう。
せっかくの数学の知恵を、 閉じた世界にしまっておくのはもったいないことです。
本書は、「数学で世界をより良くしたい」と本気で考え、実際に取り組んでいる西成活裕先生が、高校生とともに、数学を使って世の中の問題を解決していこうと、アイディアを展開していく4日間の授業を収録したものです。
スローモーションで未来予測する、人間の複雑な行動をシミュレーションする、身の回りのイライラ渋滞、人間関係のトラブル、300万人メッカ巡礼の事故に立ち向かう―、そんな“教科書からリアルな世界へ飛び出した、数学の世界”をご案内します。
厳密さと、いい加減さの両方を兼ね備えた「血の通った数学」。
それは、あなたが問題を抱えて立ち止まってしまったとき、きっと乗り越え方を教えてくれるでしょう。
楽しくイメージをつかめる、大事なことだけ頭に残る解説。
公式が大事、無機質で機械的……そんな数学のイメージがガラリと変わります。
本書を読み終えたころには、自分で数学を使いたくなっているはずです。
Posted by ブクログ 2013年03月31日
思った以上に素晴らしい本だった。
数学→物理→工学→実社会という実益の流れを水の大循環に例えた一節は、「なるほど!」と感心。セルオートマトンの有用性も目からウロコだし、渋滞のモード変化を「相転移」に例える表現も秀逸。
「数学なんて、何の役に立つの?」という学生の疑問に具体的且つ判りやすく答えている名...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月29日
車間距離を40m以上とると渋滞は緩和される理論を提示した「渋滞学」のように、数学は身近な問題を解決するのにすごく役立っていることが、数学を理解していない人にでも分かる。こんなに理解できるなら、理系に進めば良かったと勘違いしてしまうほど(笑)
数学を暗記科目のように解いていたけど、中の理論ってすごく...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月13日
「とんでもなく役に立つ数学」
教科書からリアルな世界へ。わかりやすくて誰でも使える!
本書は「数学で世界をより良くしたい」と本気で考え、実際に取り組んでいる東大教授・西成活裕が、高校生と共に、数学を使って世の中の問題を解決していこうと、アイディアを展開していく4日間の授業を収録したものです。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年06月17日
渋滞学の先生の、高校生向けの本。数学啓蒙書にもなっている。その考え方は仕事にも趣味にも十分活かせる。かなりゆるい密度の本だったのであっというまに終わってしまった、というザンネン感があるが、より専門的な書籍も今後出るだろうから、そちらにも期待したい。説明がわかりやすいのがありがたい。イメージがすぐに...続きを読む
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