小説 立見尚文 闘将伝

小説 立見尚文 闘将伝

712円 (税込)

3pt

3.6

「東洋一の用兵家」と呼ばれた知られざる名将の肖像

桑名藩雷神隊から陸軍大将へ。戊辰、西南の役、日清・日露の四戦場を稲妻のごとく疾駆した名将の颯爽たる生涯を描いた傑作歴史長篇

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小説 立見尚文 闘将伝 のユーザーレビュー

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    購入済み

    リーダーとはかくあるべし

    2020年05月28日

    戊辰戦争から始まる立見尚文の生涯。中村彰彦の作品は、関連資料を丹念に調べた上で書かれている
    ものが多いので信憑性が高く、かつ描写が丁寧でわかりやすい。「勝てば官軍」といわれるとおり、
    戊辰戦争は明治新政府軍(官軍=薩長土肥)の視点から描かれたものが圧倒的に多く、ともすれば勝
    者の歴史観が独り歩...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年12月13日

    ■歴史小説として面白いオススメ〇
    ■東洋一の戦術家と言われたほぼ不敗の名将についての小説。全体的に戦闘描写が非常にわかりやすく特に戊辰戦争における北越戦争は完成度が高い。

    ・抜刀切り込みについて、一般に手薄なところへ突っ込んでいき、左右の敵に背後へまわりこまれるよりも、初めから敵の密集したところを...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年03月10日

    戊辰から西南戦争、日清日露と戦い続けた立見尚文に驚きます。小倉出身の奥ヤスカタと立見尚文は戊辰でやられてから巻き返しがいいですよね。
    北越戦争は河井継之助だけでない、と。土方みたいな喧嘩上手はまだいますね。

    0

    Posted by ブクログ 2012年01月28日

    幕末から明治時代・日露対戦までを戦い抜いた立見鑑三郎(のちに尚文)のお話。

    幕末の小説はまさに激動の時代で、タイムマシーンで突然50年も100年も先の未来に人物たちをつれていってしまったかのような感さえ覚える。
    立見鑑三郎も、武士としての刀・銃の混じる戦(いくさ)すがたから、明治の日露戦争では外套...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2015年04月18日

    立見鑑三郎のちの立見尚文の物語である。

    戊辰戦争では、会津藩が朝敵とされたものとすぐに頭に浮かぶが、桑名藩もまたそうである。桑名藩主の松平定敬は会津藩主の松平容保の実の弟になる。立見は桑名藩の主戦派を従え、雷神隊を組織し、官軍に徹底対抗したが、会津が降伏したことで刀を納める。その後、朝敵として冷や...続きを読む

    0

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