ドル漂流

ドル漂流

1,699円 (税込)

8pt

3.7

「ドル本位制」が揺らいでいる。ユーロや他の通貨がドルに取って代わったわけではないが、ドルの一極体制は確実に崩れ始めているのだ。いったい、ドルはどこへ行くのか。ユーロや日本円、人民元はどうなるのか。為替の「無極化」とはいかなるものか。大蔵省国際金融局長、財務官を歴任、為替市場への積極的な介入で「ミスター円」の異名をとった榊原英資が、為替の行方を大胆に占う。

...続きを読む

ドル漂流 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2010年07月26日

    良き本でした。内容は新たな知見ではなく、どちらかと言えば今までの内容の整理って感じです。

    ドル360円のときから今に至るまでの為替、世界情勢の流れからEU形成にまつわる話、更には中国や東、東南アジアの話までまとめて整理してあり、金融と為替、通過や経済がまとめてある非常にいい本だと思います。

    まと...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年01月03日

    漂流という言葉から為替の変遷と今後の予想が書かれていると連想するが、どちらかというと為替の歴史が丁寧にまとめられている本。ミスター円による為替予想はあまり書かれてはいない。個人的に面白かったのはデフレは構造問題であるということ。経済のグローバリゼーションに伴って、日本ではデフレ、新興国ではインフレが...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年01月01日

    ・貨幣的というよりは構造的な現在のデフレに対して金融緩和は意味がない。貨幣供給の増加は株式市場や不動産市場に流れて資産バブルを引き起こすだけであり、白川日銀総裁がインフレターゲットの設定を頑なに拒否するのはまことに適切である。断言している。
    ・企業、家計を含めた債務が過去最高。経常収支の赤字も過去...続きを読む

    0

ドル漂流 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める ビジネス・経済

ビジネス・経済 ランキング

榊原英資 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す