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大学にも行かず、家に引きこもっている孫・将を強引に自宅へ連れてきた、元刑事の麻生。持ちこまれる近所の事件を調べるため、将を「相棒」に任命した麻生だったが、前途は多難で――。警察小説の旗手が贈る、あたらしい「家族」小説。
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推理小説の中に家族の物語がある
元警察官のおじいちゃんと、インチキ引きこもりの孫がご近所のトラブルを捜査しながら、壊れていた家族関係を修復していく様が感動的でした。
Posted by ブクログ
家族が再生にむかう物語。 ぶっきらぼうな祖父と、引きこもりの孫が、それぞれの視点で、それそれに考え、感じて、成長していく。 予想もしていなかった心温まる家族の話。
主要人物にいまいち感情移入できず、なぜこういう言動をとるのか腑に落ちないまま、物語の顛末だけが気になって読み進めてしまった。後半はそれなりに人物像にも納得ができ、結末も悪くない終わり方だった。
これは古本屋・・だったかな? 本の背表紙には、元刑事が孫の引きこもりを相棒に任命とあり、興味をそそられて購入。 元刑事のおじいさんと、引きこもりの大学生とのギャップのありすぎるコンビが面白かった。 最初はこのコンビで麻薬犯を追い詰めるかと思いきや、家族の介護の問題に切り込んでいくというふり幅に混乱さ...続きを読むせられた。 ひきこもり君と、おじいさんの近所の高校生との偶然にもおなじ境遇に、どこにでもある問題なんだなと感じさせられた。若いゆえに同じように苦しみ、同じように疑うところからも、サスペンスというより、問題提起みたいにとらえられた。
引きこもりともいえないような状態で暮らしていた将。 突然現れた祖父・和馬によって拉致され母の実家に連れてこられた。 二人だけの奇妙な同居生活が始まり、将はこれまでの生活では考えられなかった出来事に遭遇していく。 老人介護がひとつの大きなポイントになっている。 将や健太の祖母への思いは、そのまま両親と...続きを読むの希薄な関係のうえに成り立っている。 互いに理解することを諦めてしまったのか、それとも最初から寄り添う気持ちがなかったのか。 精神的にいっぱいいっぱいだとなかなか周囲にまで気が回らない。 それほどまでに介護とは大変なものなのだろう。 引きこもりっぽい生活を送りながら将は何を考えていたのだろう。 読み進んでいくと彼の思いが少しずつ見えてくる。 ひとつずつ前に進む、ひとつずつ自分が出来ることをこなしていく。 それによって自分が変わるだけではない。 確実に周りも変わっていくのだと物語は教えてくれる。 堂場さんには珍しい物語だなと最初は思った。 けれど読んでいくうちに「人は変われる。人は成長する」という堂場さんの思いが伝わってくる物語なのだと気づいた。 一歩踏み出す勇気、前に進む力。 そんなものを感じた物語だった。
引きこもりの孫を何とかしようと連れ出すのは元刑事の祖父。家族間の感情の縺れをそれぞれに持っている二人の思いを見守っている感じがする。みんな悪戦苦闘しながら生きている。共通の思いを持つ人が近くにいるのは安心できる。そんな人を身近に持ちたい。
祖父と孫 素直じゃない二人の素直になるまでの話 家族だから、身近だから難しいんだよね 切りたくても切れない
一言て言うと底の浅い話かな。引きこもり青年の将と元刑事の麻生、この二人の、ストーリにあまり関係ない長い思考により、展開は非常に遅い。麻薬売買の犯人や関係していると思われる中国人女性はほぼ登場せず終盤で警察が身柄確保してしまうし、最後まで引っ張った祖母の殺人疑惑も大方予想通りの真相だし。 家族のあり方...続きを読むを追求している物語なのかと言えば、その展開はあまり納得の行く考えや行動を伴わず、殆ど共感できなかった。将と麻生のキャラには最後まで入れなかった。 終盤は物語に興味を失い雑に読んでしまった。
読みやすくて読後感も良く楽しめた。話にいろいろな要素が含まれていて、様々な角度から読むことができる物語になっていると思った。元刑事である麻生さんのスーパーじいさんっぷり&人情の厚さもよかった。笑 孫の将と近所の高校生の健太はきっと立派な大人になるんだろう。
家族小説、なのかな。 堂場氏が描くとこんな感じに。 警察OBじいさんも、ひきこもり青年も、堂場小説の主人公だね!とゆうキャラになってます。
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