きみの背中で、僕は溺れる

きみの背中で、僕は溺れる

499円 (税込)

2pt

卒業を前に進路の決まらぬ祐司は、姉が連れてきた婚約者・透に一目で恋に落ちた。だが姉の幸せのため、自分の気持ちを封じようとする。そんな祐司を誘い出 したのは、透のほうだった……。祐司と透、それぞれの孤独と、止めようのない恋。痛いほど純粋な愛が切々と胸を打つ、第1回ダ・ヴィンチ文学賞優秀賞受賞 作。

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きみの背中で、僕は溺れる のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2012年11月30日

    まずダ・ヴィンチ文庫はカバーやフォントなどの装丁がきれいです。
    この本も然り。ページを捲るたびにきれいだなあって思います。

    沢木まひろさんの背中シリーズ第一弾。

    不倫という罪の中での恋愛なのに、ここまで透明なのはなぜでしょう?
    それはきっと佐伯さんと僕が、純粋に求めあっているから。
    けれど最後、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年03月06日

    個人的に不倫・浮気ものが好きだったのでするりと読めました。
    BLというより、ML。MLと言うより小説。読んだ感が普通の小説と変わりないことに驚く。カップリングのお話ではなく、人間の小説だった。
    佐伯さんのダメダメっぷりにきゅん。大人としてダメダメだけど、惹かれました。
    物語として、満足なボリューム感...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年10月20日

    綺麗な題名と、帯に書いてある言葉に惹かれての衝動買いでしたが、その日のうちに夢中で本編を読み切ってしまいました。
    もっとゆっくり味わおうと思ったのに、次の日には、その後を描いた書下ろしも読んじゃった。
    ちなみに帯の文面は、「祐司が恋に落ちたのは、姉の婚約者。」
    そうです、これは同性愛のお話。いわゆる...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年06月23日

    ダ・ヴィンチ文庫を贔屓にするきっかけになった本。開けばきれいだと誰でも感じると想う。

    内容は22歳の僕・祐司とその義兄・佐伯の短く濃厚な恋愛模様。ボーイズラブというジャンルになる。
    だけど、そんな気後れとか抵抗は無意味だしもったいない。解説にもあるとおり、この物語は同性恋愛とかBLだとか関係なしに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年09月08日

    内容は内容だけど透明感のある文章だからか、すっと入っていけました。いわゆる同性愛。

    嫌悪感は沸かなかったけど、きっと※イケメンに限るだと思っちゃう自分がいる。

    いろいろ考えさせられました。

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    Posted by ブクログ 2011年06月18日

    BL小説にありがちな文章の雰囲気だが、BL小説と言えるほど娯楽めいてはいない。不思議な感情の波を持っている感じ。現実に即しているつもりなら、こんなにゲイの恋愛が上手く美しく始まることはないだろうと思う。でも一つめの話は心が締め付けられた。二つめの話はとってつけた感があってあまり好きじゃなかったけど。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年04月23日

    所謂BL的な本。
    初めて読みました。

    純粋に恋愛小説として読めて、むしろヘテロラブ小説を読むより恋愛したい気分になった。
    多分、
    こんな都合良い女いるか!とか、
    こんな女嫌い!とか、
    そういう雑音なしで読めるから。

    女性像ってやつに敏感な私には、作家の女性像に厳しい(笑)
    なんだそりゃ。。。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年03月28日

    透が好きだー!←
    体温いいですね、体温。はい。なんか感想ずれてるけどね。
    てか
    主人公いいやつ。いいやつだけどむかつく。

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    Posted by ブクログ 2010年12月01日

    所詮BLと思って後悔した!

    主人公が不倫してた期間なんてかなり短い間のはずなのにそれが長く感じるくらい夢中になっていた、その部分が見事に描写されていて、後日談の『あなたがいなかったらきっと今の俺もいないんだ』ていうセリフに重みが感じられる。

    BLとか恋愛物っていうくくりより、”文学”ってくくりの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年07月30日

    想像していた通り、さらっと少女マンガのように読めてしまう一冊。
    そして想像以上に切なく純粋で美しい、男性同士のラブストーリーだった。
    読後感がとても綺麗だったのも意外。

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