南美隆輔の傲慢な正餐
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南美隆輔の傲慢な正餐

660円 (税込)
462円 (税込) 6月3日まで

2pt

「あれほどカタギの世界で生きろと言ったのに、あいつはコッチの世界へ戻って来ちまいやがった」 竹強会の若頭補佐・南美隆輔は怒っていた。かつては弟のように可愛がっていたものの、当人のためを思ってヤクザ世界から遠ざけたはずの国木理央が、弁護士となり組織の若き顧問見習いとして帰って来たのだ。その裏切りとも言える人生の選択に落胆し、なじり冷たく当たる南美だったが、理央の中にはなんと言われようがそうせざるを得なかった、一途で熱く密かな想いが燃え続けていたのだった……。 野望と暴力の大きなうねりに抗いながら純な愛をつらぬく宿命のふたりの姿をドラマチックに描く表題作をはじめ、痛みと絶望、そして悲しみの中だからこそ信じられる魂の輝き満ちるピカレスク傑作5編を収録!! 著者渾身の最新作品集!!

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南美隆輔の傲慢な正餐 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    あとがきにも書かれていましたが、短編集の内容はヤクザ、ヤクザ、主従、主従、ヤクザの素敵な構成の1冊です。いつもの深井作品の通り少しダークで背徳感が漂っています。

    0
    2014年03月15日

    Posted by ブクログ

    2012/09/13
    【やや好き】表題作を含む短編5編収録。 全編テンプレ王道物語だが、期待値に届いてた一冊。 とにかく不幸で不憫で健気ですぐ泣く受がなんかイイんだよなー。 表題作、893:南美×顧問弁護士:国木。 国木の幸せを思って遠ざけていた南美と、南美を追いかけてきた国木。 過去に何があろうと

    0
    2012年09月18日

    Posted by ブクログ

    表題作はわりと今風のストーリー仕立てになっていますが
    後半は思い切り深井先生らしいほの暗いJUNEでした。
    今時こういう作品を描ける方は希少だとおもいます。

    0
    2012年03月05日

    Posted by ブクログ

    ヤクザ、主従とツボな作品ばかりの短編集。どれも仄暗く重く、深井さんらしいお話で大満足。どのお話も短いけれど、その関係性故の行き場のない心情がしっかりと描かれ、時に心が痛み時に切なくなり…。限られたページ数で表現される短編って作家さんの力量が如実に出るような気がしますが、深井さんさすがだなっていつも思

    0
    2011年12月25日

    Posted by ブクログ

    あとがきに書かれている通り、『やくざ・やくざ・遊郭・英国・やくざ』でした♪気に入ったのは、表題作と英国のお話♪それと最後のお話も割りと好きです♪中には暗いお話もありますけれど、どれも救われるお話なので満足でした♪救われるんだけれど、どのお話も違った形の終わり方で、すごい!の一言ですね!

    0
    2011年12月24日

    Posted by ブクログ

    ヤクザ、遊郭、主従などちょっと影のあるお話がぎゅっと詰まった短編集。表題作は先にスピンオフを読んでしまっていたので組長の息子のイメージがちょっと違った…

    0
    2016年04月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    5編の作品が収録されています。
    南美隆輔の傲慢な正餐 → 弁護士(受)×ヤクザ(攻)
    愛で縛ればいい → ヤクザの金庫番/叔父(受)×ヤクザ/甥(攻)
    殺め川 戀の道行き → 幕軍の士族の息子(受)×その家の下男(攻)
    言うに言えない → イギリス貴族の使用人(受)×貴族の跡取り息子(攻)
    リトルウ

    0
    2013年05月14日

南美隆輔の傲慢な正餐 の詳細情報

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