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近年、ビジネスパーソンの実学志向や、インターネットによる株取引ブームなどにより「会計」や「決算書」、もっと簡単にいえば「会社の数字」を勉強しようという人が増えている。会社の数字を理解することが、ビジネスを読み解く早道であることがわかってきたためであろう。しかし、「会社の数字の入門書」を読むだけでは十分ではない。その数字が持つ意味や、会社の中での使われ方を知らなければ、リアルな経営の現場は見えてこない。その経営の現場を知る格好の題材が社長である。経営のトップである社長の考え方と行動を学ぶことは、最高の経営姿勢を知ることでもある。本書では、「日本一のプロ経理・財務マン」と呼ばれる著者が、会社の数字を題材に「できる社長」はどのように状況を読み、経営の意思決定・実行をしているのかを、自らの豊富な経験をもとに解説している。会社で働くすべての人に役立つ「現場数字の哲学」がわかる一冊である。
...続きを読むPosted by ブクログ 2009年10月04日
本屋にいくつかの会計の本が並んでいます。
物語形式だったり、用語説明的だったり。
この本は経理として数々の社長の下で働いた
体験談のなかから会計の本質が学習できる
仕上がりとなっています。
印象的なことは
コピーの節約はするなでした。
安易な節約術は全体を暗くする。
そんな戒めの言葉...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年09月16日
数字の読み方を知りたくて読書。
入金の種類は3種類
資本金、売上金、借入金。重要視するべきは売上金。
決算書で重要な五つの数字(p155)
P/L
1.売上高 2.純利益
B/S
3.純資産(自己資産) 4.総資産 5.利益余剰金
出ていくお金だけを管理していれば資金繰りに困ることはない。
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Posted by ブクログ 2010年07月10日
[ 内容 ]
近年、「会社の数字」を勉強する人が増えている。
しかし、会社の数字に関する入門書を読むだけでは、リアルな経営の現場は見えてこない。
その「経営の現場」を知る格好の題材が社長である。
経営のトップである社長の考え方と行動を学ぶことは、最高の経営姿勢を知ることである。
「日本一のプロ経理・...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年10月22日
やはり実務家の言葉は地に足がついているというか、説得力がある。
数字の読み方、というよりは経営の心構えといった方が的確かもしれない。いわゆる会計の数字の読み方のお勉強の部分はほとんどないです。
特に印象深かった話を挙げておくと、
1万円の予算で相手を接待する場合も、20通りの方法を考えこと。
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Posted by ブクログ 2010年07月01日
信越化学出身の経済・経営評論家。
かなりの数の著書で、本屋さんではコーナーができるんじゃないかというくらいの感じです。
公認会計士としては珍しく、上場企業の経理・財務畑から役員まで上り詰めたたたき上げの人。
この本は実話の中から架空の「できる社長」をイメージして書き上げています。
難しい話が半分、へ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
販売に関して予算はたてない。なぜならば予算をいけばもう売らなくていいというものではないから。常に過去最高をおいかけるのが正解。
コスト削減は頭を使わないものは暗くなるからだめ。たとえばコピーをたくさんするなとか。これは、書類は全部A4枚にという風にかえてメッセージにする。
自分一人でできることは安易...続きを読む
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