vN

vN

2,090円 (税込)

10pt

3.4

5歳のエイミーはフォン・ノイマン式自己複製ヒューマノイド「vN」の子ども。vNの母親の「複成」で、人間の父親と3人で暮らしている。しかし、彼女の日常は、卒園式の日に現れたvNの「お祖母ちゃん」、ポーシャの襲撃で一変した。エイミーが母親を助けようと、ポーシャに噛みついて呑み込んだ途端、彼女の身体は急成長し、大人になったのだ……。実はエイミーたちは、vNなら必ず備わっているはずの人間を傷つけないための安全機構が壊れていた。危険なvNとして、あるいは人間の支配からvNを解き放つ鍵として、エイミーは追われることになるが……。波乱万丈のジェットコースターSF。

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vN のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    vN(フォン・ノイマン)と言えば、ノイマン型コンピュータを想像する人は多いだろう。身近にあるパソコンやスマートフォン、電卓などほぼすべてのコンピュータはノイマン型だ。そんなコンピュータがAIとなり、ロボットとなった世界を描いているのかと思っていたら全然違った。巻末の解説を読んで分かったのだが、自己複

    0
    2016年05月10日

    Posted by ブクログ

    これは、「ブレード・ランナー」その後ですね。

    タイトルのvNは現在の主なコンピューターの基礎理論を確立したフォン・ノイマンからきています。
    主人公はフォン・ノイマン式自己複製ヒューマノイドの女の子。果たして、脳がフォン・ノイマン式どおり逐次処理を行っているのか?等、科学的な突っ込みどころは満載。デ

    0
    2015年01月10日

    Posted by ブクログ

    登場するアンドロイドの設定が面白いです。作ったのが宗教団体だったり、自己複製ができてそっくりなのに親子関係があったりとか。

    0
    2021年11月18日

    Posted by ブクログ

    いわゆる「ロボット3原則」に縛られないヒューマノイドの冒険譚。終盤までは面白かったのですが、結末はなんだかよくわかりませんでした。3部作の第1弾だからなのかもしれませんが。相変わらず大森望の翻訳とは相性が今ひとつです。何故だかノリが合いません。

    0
    2015年06月19日

    Posted by ブクログ

     フォンノイマンと聞いてときめく人にはたまらないであろうSF。
     ヒトとは異なるアンドロイドの在り方が描かれていて楽しい。
     とりあえずエイミー萌えで読んでおけばよいような気がする。たぶん。
     女性作家が書いている割に、男性作家の理想のような乙女だよね。体は大人で心は少女っていう。
     エイミーはかわ

    0
    2015年05月05日

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