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芥川龍之介の代表作のひとつときいたことがあっても、今回初めて読みました。
流れるようなお話の展開に引き込まれ、とってもおもしろかったです。
ダンテの神曲やいろいろな教養から書かれた作品のように感じました。
読み終わった後に、誰の視点から読むかで物語の本質が変わってくるように思えた。
地獄屏風の表現はおどろおどろしいが、絵師と娘、猿、御殿様、それぞれの心から読み返すと切ない思いが残った。
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