難儀でござる

難儀でござる

605円 (税込)

3pt

4.4

甲斐勢は、攻め入ってきた駿河勢の退路を断ち、二千の兵を勝山城で孤立させた。甲斐国守護・武田信直は、今川の使者である老僧・宗長に兵の解放の条件として二万貫文を要求する。甘利備前は宗長との交渉役を命じられる。だが、相手はのらりくらりと連歌に精を出すばかり――(「二千人返せ」)。歴史的事件の陰で理不尽な無理難題に振り回される男たちを描いた短編集。

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難儀でござる のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    岩井三四二さん、初めて読んだ。面白かった。登場人物を通した視点から、様々な難儀が生き生きと描かれている。出てくる主役が、いつもの信長や家康でなく、そこが知りたいと思うような人物で、上手いです。

    0
    2020年08月16日

    Posted by ブクログ

    お初のダンナ、京極高次の苦悩を描く「蛍と呼ぶな」ほか戦国ものの短編集。ここにはカッコいい武将など一人もでてこない。この作家に一気にハマった一冊。

    0
    2011年05月15日

    Posted by ブクログ

    いやあ、これも面白いの一言。
    書店で「岩井三四二:今手に入る全文庫本リスト」を入手。全部読むつもりでいる。

    0
    2010年10月09日

    Posted by ブクログ

    タイトルが秀逸。上役から無理難題押し付けられる男たちの物語。時代は違うが、中間管理職の悲哀は変わらないということか。

    0
    2010年08月07日

    Posted by ブクログ

    戦国時代、上司に無理難題をふっかけられて苦悩する下級侍たちを面白おかしく描いた短編集。いつの世も、勤め人は上司の尻拭いをさせられるってことです。

    0
    2012年09月07日

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