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人類の存亡をかけたエボラ出血熱との闘いが続くなか、富士フイルムの薬剤が全世界から注目を浴びた。果敢な経営を続ける同社はしかし、今世紀に入り本業消失という未曾有(みぞう)の危機に陥っていた。窮地に抗して未経験の化粧品開発に挑み、大ヒットを生んだ経緯をモデルに、社員たちの不屈の奮闘を描く迫力ビジネス小説。変われる者だけが生き残る。全ビジネスマンが今なすべきことがここに!
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Posted by ブクログ
急速なデジタル化が進み、カメラのフィルムが時代とともに消滅する危機を迎えた富士フィルムが、新規に化粧品事業に乗り出す話。会社というものは同じことをしていると50年で倒産すると言われていて、まさにその通りで実話に基づき成功を収めたのはさすがである。もちろん化粧品事業には今までのノウハウが相当生きている...続きを読む。
ノンフィクションを登場人物や企業名を変更してフィクションとして書き上げた作品 富士フィルムが化粧品事業(ヘルスケア事業)に乗り出した際の苦難やリスクを取っていくところに非常に興味を引かれた。 同じ製造業に努めるものとして、新しい分野に飛び込みリスクを取っていかなければ、今の事業のままで将来まで安泰な...続きを読むんてことはあり得ない。 しかし、変わろうとしない人と変わらなきゃと必死な人がいて この本ではその差が、うまく表現されていて、同じような悩みを持つものとして、良い刺激を受ける作品だった。 特にエンジニアが製品志向ではもう駄目だ!市場志向で物事を考えていかなければと 変化し成長していく姿が同じエンジニアとして共感した。
出てくる社名は架空だが、富士フィルムがモデルなのはすぐわかる。 まさに奇跡の業態転換。フィルム屋が化粧品って誰が想像しただろう・・・
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江上剛
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