予言の日本史

予言の日本史

616円 (税込)

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3.0

私たちは果たして何に動かされてきたのか

『古事記』のなかの予言から、安倍晴明の陰陽道、豊作を占う予言獣、キリスト教の終末論、「ノストラダムスの大予言」まで。それらは神からのメッセージか、はたまた虚言妄言の類だったのか。時代や社会を騒がせた数々の予言を取り上げながら、これまであまり語られてこなかった日本史の裏側に光を当てる野心作。

■目次
第1部 占いの時代
(1)予言によって日本の運命を変えた天照大神
(2)『万葉集』にも詠われた古代の占い「亀卜」「太占」
(3)56億7000万年後に地上にあらわれる弥勒菩薩
(4)天皇制を危機に陥れた宇佐八幡宮神託事件
(5)式神を操る陰陽師の安倍晴明

第2部 終末の時代
(6)末法の世の到来を説いた最澄『末法灯明記』
(7)予言を的中させたがゆえに過酷な運命をたどった日蓮
(8)戦乱の世の行く末を示した聖徳太子「未来記」と「邪馬台詩」
(9)弾圧のきっかけになった隠れキリシタンの終末論
(10)即身仏となることで訪れるとされた「身禄の世」
(11)幕末の世に各地で出没した謎の予言獣

第3部 理想の時代
(12)天理教を巨大教団に押し上げた「陽気ぐらし」の予言
(13)文化人や知識人を大勢巻き込んだ内村鑑三「再臨運動」
(14)戦後日本の宗教にまで影響を与えた大本「立替之説」
(15)高度経済成長を実現させた政治的な予言「所得倍増計画」

第4部 現代へ
(16)オウム真理教の事件へとつながった『ノストラダムスの大予言』

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予言の日本史 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    もう少し面白いかと思ったら拍子抜け。日本史というほど包括したという印象がなく、エピソードもばらけていて、まとまりがない感じ。
    新書では尺不足なのかもしれません。

    0
    2015年06月29日

    Posted by ブクログ

    予言と言えば、私などにとってはノストラダムスの大予言等が連想されるのですが、本書はその予言、しかも日本社会と予言の関係をテーマにしています。
    内容は古事記から安倍晴明、仏教の弥勒菩薩信仰、幕末の予言獣、聖徳太子の「未来日記」に隠れキリシタンの終末論と言った過去から、内村鑑三の再臨運動や大本及びそこか

    0
    2014年11月02日

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