時刻表2万キロ

時刻表2万キロ

880円 (税込)

4pt

時刻表を愛読すること四十余年の著者が、寸暇を割いて東奔西走、国鉄(現JR)二百六十六線区、二万余キロ全線を乗り終えるまでの涙の物語。日本ノンフィクション賞、新評交通部門賞受賞。

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時刻表2万キロ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年12月08日

    国鉄全線乗り尽した記録です。
    とにかく凄い!としか言いようがない一冊です。
    著者が乗ったころの国鉄は一日に数往復しかない
    盲腸線が非常に多かった時代です。
    その時代に全線、乗り尽すなんて信じられない。
    凄い、どころか、尋常ではない、どころか、もはや異常です。
    だからこそ鉄道好きや旅行好きには非常にお...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月09日

    パラダイス山元さんの飛行機本に鉄道マニアのバイブルと紹介されており、手に取った本。1978年の本なのに色褪せていない感じ。
    鉄道には全然興味ないが、何故だかすごく楽しく読めた。1分刻みのいかにもマニアックなところはふーん、と思いながらも読んでしまう。車窓からの風景の描写や、駅の雰囲気など、想像してい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年11月05日

    鉄道紀行作家の大家、宮脇俊三氏のいわずと知れたデビュー作。
    発表当時の反響がいか程であったか、当時5歳だった僕がリアルに知る由もありませんが、鉄道マニア、特に乗りつぶしマニアという人種が世の中にいる事を世間に広く知らしめた作品。今で言うところの「鉄子の旅」みたいなものでしょうか。

    とは言え、本書を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年03月09日

    全国の(当時)国鉄を制覇するまでの著者の道のり。

    文章がおもしろくて、ぐいぐい引き込まれる。自分も旅した気持ちになれる。
    旅ならではのハプニングなども書かれていて、くすっと笑いながら読める。

    今はだいぶ廃線になったけど、当時は旅情があったんだろうな。

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    Posted by ブクログ 2012年06月28日

    我が座右の書。国鉄約二万キロの完全乗車に至る過程の道中記が記されている。いい年して汽車ポッポ、なんの因果でここまでしなくてはならないのか、等自己を客観視する冷静さ、面白さ。マニアたるもの、かくあるべし(笑)。富山港線を追いかけるシーン、唐津でのタクシーでの乗り継ぎ、北海道完乗の直後などの心理描写が大...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年04月08日

    私が小学生の頃話題になってましたが、まさかこの歳になって読むとは思わなかったです。っていうか、読み鉄なのに何故今まで気がつかなかったのだろうと(苦笑)

    物語のスケールの大きさにもびっくりしましたが、ディーゼル機関車が客車引っ張っていたり、荷物車が繋がっていたりといった昭和レトロな鉄道風景の描写が、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年08月30日

    言わずと知れた鉄道ファンのバイブル。これもボロボロになるまで何十回も読み返した本。でも、マニアじゃなくても楽しめるのが、中央公論名編集長だった氏の文章のすばらしさ。

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    Posted by ブクログ 2011年07月31日

    20110731 知識を控えめでもつたえずにはいられない。ストイックなマニアかも。淡々と書かれた文章の中に笑いのポイントがあったり最後までたのしめました。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    小学生当時、時刻表が何よりの愛読書だった。
    クラスに同様の友人がいたので孤立することはなかったが、多くの共感を求められる趣味でなかったことは確か。
    そんな中、この本を読んだときの衝撃や如何に。不遜にも「仲間がいる」と内心叫んでしまったことを思い出す。
    しかも著者は財力にものを言わせて新幹線も寝台特急...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年10月23日

    鉄道好きとしては面白い内容だった。
    初版は1973年(昭和53年)なので、廃線になってしまった路線やまだ完成していない路線もあり、今読むとその比較が以外と楽しいのと、初版当時時刻表の愛読者の一人だったので、その当時を思い出し懐かしく感じた。

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