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Posted by ブクログ 2021年12月08日
国鉄全線乗り尽した記録です。
とにかく凄い!としか言いようがない一冊です。
著者が乗ったころの国鉄は一日に数往復しかない
盲腸線が非常に多かった時代です。
その時代に全線、乗り尽すなんて信じられない。
凄い、どころか、尋常ではない、どころか、もはや異常です。
だからこそ鉄道好きや旅行好きには非常にお...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月09日
パラダイス山元さんの飛行機本に鉄道マニアのバイブルと紹介されており、手に取った本。1978年の本なのに色褪せていない感じ。
鉄道には全然興味ないが、何故だかすごく楽しく読めた。1分刻みのいかにもマニアックなところはふーん、と思いながらも読んでしまう。車窓からの風景の描写や、駅の雰囲気など、想像してい...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月05日
鉄道紀行作家の大家、宮脇俊三氏のいわずと知れたデビュー作。
発表当時の反響がいか程であったか、当時5歳だった僕がリアルに知る由もありませんが、鉄道マニア、特に乗りつぶしマニアという人種が世の中にいる事を世間に広く知らしめた作品。今で言うところの「鉄子の旅」みたいなものでしょうか。
とは言え、本書を...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年06月28日
我が座右の書。国鉄約二万キロの完全乗車に至る過程の道中記が記されている。いい年して汽車ポッポ、なんの因果でここまでしなくてはならないのか、等自己を客観視する冷静さ、面白さ。マニアたるもの、かくあるべし(笑)。富山港線を追いかけるシーン、唐津でのタクシーでの乗り継ぎ、北海道完乗の直後などの心理描写が大...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月08日
私が小学生の頃話題になってましたが、まさかこの歳になって読むとは思わなかったです。っていうか、読み鉄なのに何故今まで気がつかなかったのだろうと(苦笑)
物語のスケールの大きさにもびっくりしましたが、ディーゼル機関車が客車引っ張っていたり、荷物車が繋がっていたりといった昭和レトロな鉄道風景の描写が、...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
小学生当時、時刻表が何よりの愛読書だった。
クラスに同様の友人がいたので孤立することはなかったが、多くの共感を求められる趣味でなかったことは確か。
そんな中、この本を読んだときの衝撃や如何に。不遜にも「仲間がいる」と内心叫んでしまったことを思い出す。
しかも著者は財力にものを言わせて新幹線も寝台特急...続きを読む
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