一私小説書きの日乗 野性の章

一私小説書きの日乗 野性の章

1,760円 (税込)

8pt

4.3

レギュラーのテレビ番組を降板、恩人の芥川賞受賞に歓喜する。悪友との決別と和解。憧れの人との再会。そして日々、書き、呑み、買う。平成の私小説家・西村賢太の日記文学、2013年5月~2014年6月。

...続きを読む

一私小説書きの日乗 野性の章 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年07月30日

    エッセイとかではなくただの日記である。
    他人の日記を読むと言うことは人の生活を覗き見していかのような若干の後ろめたさと、少しの高揚があるとはおもうが、彼に関しては奔放すぎてそんなことはどうでもよい。ただ、喧嘩を売って、文句を垂れ、手製のなにかを作り、宝を呑んで、小説を書く。それだけだ。それを淡々と書...続きを読む

    0
    購入済み

    私小説家の日常

    2019年11月14日

    この時期の西村賢太は、このような日常の中であの小説を書いていたんだ。
    エディターとのやり取りも含め、賢太の我儘ぶりが微笑ましい。
    私小説家って、結句寂しがり屋かも。

    0

    Posted by ブクログ 2014年12月10日

    一見何のことは無い、西村賢太さんの日記。
    しかし、味わい深し。
    一日何もしていないような日も多く、
    買淫も手淫も、恥ずることなく晒す。
    そんな飾りのないところが大好きである。

    0

    Posted by ブクログ 2015年04月24日

    2013年5月21日から2014年6月19日までの日記。前作でずいぶんひどい人がいたものだと思ったが、その露悪的なところが病みつきになるところがあって、日記なので時間をおいてはまずいだろうと読んでしまう。

    今回はよく仕事をしていて、喧嘩も少ない。玉袋さんと取っ組み合いのケンカをしても仲直りしている...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年02月24日

    第一弾以降読んでいなくて、最近文學界か何かに自分の日記を読みなおすのは苦痛とか書いてあったのを読んだら不思議と読みたくなってまた手に取ってしまった。
    相変わらずすごい食いっぷり。(私の三日分ぐらいのカロリーを一食で摂っているとかざら)そして著作もついに30冊を超えたとか。ご活躍何より。この人の文章は...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年01月25日

    週刊誌の女性記者二人現れ、自分を見て嬌声を上げる。やたらチヤホヤしてくれ、随分と思い切った性的挑発の言辞まで弄してくれ、内心舌舐めずりしつつ帰り際に二人の連絡先を聞く。色々と期待と股間が膨らむ一夜。ショートメールを送ってみる。返信はあったものの、かの夜の狂的に弾けた調子とは打って変わった事務的で素っ...続きを読む

    0

一私小説書きの日乗 野性の章 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

一私小説書きの日乗 野性の章 の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川書店単行本 の最新刊

無料で読める エッセイ・紀行

エッセイ・紀行 ランキング

西村賢太 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す