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Posted by ブクログ 2021年02月14日
空手に先手なし、受け即攻撃。任侠〇〇シリーズがバカ受けwの今野敏さんの「義珍の拳」、2009.5発行。沖縄で生まれ、病弱の体を鍛えるために唐手を習い始め、やがて空手の修行から指導者に。そして松濤館流の始祖となり、日本空手協会の最高技術顧問に。昭和32年4月26日、88歳で永眠した船越義珍先生の生涯...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月30日
琉球の下級士族の家に生まれた富名腰義珍は、病弱や気弱を克服するために門外不出の唐手を学びはじめます。
師の言う通り、毎日同じ型を繰り返す稽古の中で、義珍の心身は強靱になっていきます。
教育者となった義珍は、唐手を青少年の育成に役立て、沖縄のみならず、本土にも普及させることを決意します。
本当の「唐手...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月17日
空手の原点、ここにあり。琉球空手を極め、日本本土に広めた人物、富名越義珍。明治から昭和まで、激動の時代を駆け抜けた、伝説の空手家の、波瀾万丈の生涯を描く。
義珍は、子供のときに、体を鍛えるために、空手をはじめる。以来、「空手は、心身を鍛えるために、修業を積むものだ」という新年を貫き、決闘や、試合を好...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年02月07日
2009/5/23 アミーゴ書店ブルメール神戸店にて購入
2010/2/5〜2/7
沖縄の唐手を空手として普及させた富名腰(船越)義珍の生涯を描く伝記小説。今野塾をひらく今野氏ならではの作品であろう。伝統を受け継ぐことの難しさをかんじさせる。今野氏の空手ものを読むたびに思うのだが、もし今自分が中・...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年09月28日
明治から大正、昭和の時代に、琉球の下級士族出身で、琉球の「唐手」を極め本土に「空手」を普及させた富名腰義珍の生涯。なんていうか、今野氏の琉球空手に対する強い思い入れが、ヒシヒシと伝わります。『琉球空手、ばか一代』と一緒に読むと、理解が増してより効果的かと。琉球=沖縄の近代史も、ちょっとばかり知ること...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月27日
沖縄に行くことになったので、気分を盛り上げるため読んでみる。
沖縄といえば「空手」!?。現代「空手」の開祖 船越義珍の伝記小説。
やっぱり、大衆に広める=スポーツ化=薄れていく本質、は避けられないのか。悩む義珍の姿が痛々しい。柔道の創始者 加納治五郎もそのように悩んだのだろうが、作者が違えれば表...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年07月07日
“拳”豪が活躍する武侠小説かと思って手に取ったら、実在した人物の伝記小説でした。
最初は襲いかかる敵をばったばったとなぎ倒して行くような場面を期待して読み始めたのですが、そのような場面はほぼ皆無。代わりに、沖縄伝統の武道としての唐手を正しく伝えられずに苦悩する義珍の描写が多くみられます。
個人的...続きを読む
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