虹列車・雛列車

虹列車・雛列車

495円 (税込)

2pt

5.0

青年よ、旅に出よ――。大学生の「僕」は、学園祭で講演に来た「花村」という作家にそそのかされて、北への独り旅に出かけた。旅先の下北半島で「僕」は様々な光景に出会い、成長していく。一方、作家である「私」は沖縄をさまよっている。ユタと出会い、色街を歩き、娼婦たちと関わり…。北へ、南へ、旅を続ける男たち。神宿る風景を素描し、「私小説」を擬態した傑作短編集。

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虹列車・雛列車 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2010年04月18日

    「金城米子さん」:
    既存の言語や文法で表現し得ないもの、あるいは論理体系の外でしか把握し得ないもの、そういったものに遭遇した時、言葉を紡ぐことを業とする作家は如何にしてそれを御すか、という問題についての一例示のような作品。
    観音像、七福神、造花、仏様、孔雀の置物、神社のお札、あげくピカチュウまでも...続きを読む

    0

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