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猫の魅力、そして猫とともに生きる喜びをいきいきと描いた数々の古典文学を紹介する。平安時代には舶来の「ブランド品」で、『徒然草』では「ねこまた」、禅問答の公案になり、秀吉の朝鮮出兵にも従軍し、芭蕉にはその恋を詠まれた、猫。学術文庫版ボーナスとして、かの『吾輩は~』の猫についてのエッセイも収録。さらに、物語絵巻、涅槃図、浮世絵……寺院の天井画まで、猫図版も満載。(講談社学術文庫)
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Posted by ブクログ 2022年10月15日
文学の中の猫、文豪と猫、は多々あれど、歴史的にストイックに文献から読み解いた猫と人間の関係を論じた本。
Posted by ブクログ 2021年09月06日
猫の扱いが時代によって変わっていく様を文学作品の考察を通して論じる。歴史や仏教まで絡んでくるのが面白かった。
Posted by ブクログ 2021年08月26日
猫アレルギーだし特に猫好きでもないけどフルバでは夾くん派の私が読んでかなりおもしろかったので、生粋の猫好きさんはさらにおもしろく読めるのではなかろうか。読みやすいしオススメ!
Posted by ブクログ 2019年01月04日
古典文学や絵画に登場する猫の描かれ方に見る猫文化の歴史。「猫のさうし」はファニー。 2014年発刊の文献も参照されており、元の単行本に比べてかなり加筆されている。 著者の飼い猫の推移に時の流れを感じる。
Posted by ブクログ 2020年09月28日
20200921-0928 最初から最後まで猫と古典文学や絵画との関わりについて満載、滲み出る猫愛。古文は原文も掲載して欲しかったな。
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猫の古典文学誌 鈴の音が聞こえる
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田中貴子
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