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大正・昭和の「カフェー」とAKB48の類似点って? なぜ名古屋人は喫茶好き? 210年前にコーヒーを飲んだ「人気文化人」といえば? 100年以上営業している国内最古の喫茶店はどこ? 「音楽系喫茶」と「特殊喫茶」がたどった経緯とは? あなたにとって「カフェの存在」とは? 日本初の喫茶店から、欲望に応えてきた特殊喫茶、スタバ、いま話題の「サードウェーブ」までの変遷をたどった、日本のカフェ文化論。(講談社現代新書)
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Posted by ブクログ
20190104 喫茶店の歴史と現状について 分かりやすく書かれた書籍は珍しいので面白い。 しかし、名古屋で喫茶店を経営するのは大変そう。
あなたにとって「カフェの存在」とは?(帯より)・・・こんな問いかけを大真面目に考えるような人がいるとは思わなかった。朝と夜にはインタントコーヒーを家で飲む私にとっては、確かにコーヒーは好きな飲み物の一つだ。でも、わざわざ外で、店に入って飲もうということは少ない。それでも、街を見渡せば至るところに喫茶...続きを読む店・カフェがある。ちょっとした仲間同士で食事をしたあと、「このあとちょっとコーヒーでも飲む?」なんてわざわざ場所を移すこともあるけど、喫茶店・カフェというのは、何か特別な空間のように、日本人のライフスタイルに入り込んでいるような感じがする。 この『カフェと日本人』は、現代の日本人にとってコーヒーはどんな役割を担ってきたのか、そして、それを商品として提供してきた喫茶店・カフェは、その歴史の中で、どんな文化を日本の土壌に植え付けてきたのかといったことを、つらつらと綴った一種の文化論である。210年前にコーヒーを飲んだ「人気文化人」は誰か、100年以上続く日本国内最古の喫茶店はどこか、「カフェラテ」と「カフェオレ」の違いは?そもそも「ブレンド」って何?・・・コーヒー・喫茶店・カフェというものに多角的なアプローチの問いかけで綴られた一書。 コーヒーやカフェの由来には諸説あるが、6世紀ごろエチオピアで発見され、13世紀末頃に宗教上の理由で禁酒であったイスラム圏で嗜好品として普及し、そして、トルコからヨーロッパへと流れ、コーヒーが飲める店としてカフェが誕生した。日本に伝来したのは1700年前後、江戸時代で、元禄の頃だ。鎖国であった日本で唯一の貿易港窓口であった長崎にオランダ人が伝えたと言われている。この外来文化であるコーヒー、カフェが文化として日本に根付き、独自の発展を遂げている。筆者曰く、「日本のカフェ文化は特定の人物が広げたというよりも各時代の人気店店主の創意工夫で各地に広まった」。カフェの発展のそこには人がいる・・・という関係性が非常に新鮮。単なる飲食で語るものではなく、カフェという場が日本で暮らす生活者にとって、コミュニケーションの場になり、またその時代の流行や生活風俗をも感じられる文化の発信地という場にもなっていることに注目した日本のカフェ文化論である。
コーヒーをめぐるホットな(あるいはクールな)戦いが繰り広げられている。コーヒーチェーン店、ファストフード、コンビニ、缶コーヒーとペットボトル、コーヒーマシーン(例、ネスカフェアンバサダー)など様々な形でコーヒーが飲める時代。コーヒーをエサにして他のものをついでに買うことを想定している業界もあれば、...続きを読むコーヒーこそが売りという業界もある。 そんなコーヒー界に来年、新たな「黒船」が来襲する。その名は「ブルーボトルコーヒー」。サンフランシスコ発で、「コーヒー界のアップル」と評されるブルーボトルコーヒーが来年、世界進出第1号として東京の右上にある清澄白河に第1号店をオープンする。何でも創業者のジェームズ・フリーマンは日本の喫茶店からインスピレーションを得たそうだ。 この本では、コーヒーが日本に定着していくプロセス、様々な形で浸透していったカフェ、喫茶店、名古屋の喫茶事情、地方のカフェの状況、「うちカフェ」という新たなスタイルについて紹介している。 まだまだ衰えるどころか進化(あるいは深化)していくコーヒー文化。いろいろな店や味のコーヒーが出て消費者を楽しませてくれるといいなあ。 あなたにとって「カフェの存在」とは!?と書かれている。考えてみるとモクモク羊の場合、朝に利用する機会が多い。出勤前の時間を使って読書やメルマガの題材集めなどに活用するために、カフェでコーヒーを飲みながら、というのが多い。店を見ると場所にもよるが朝からTOEICの勉強会を開いていたり、何かの参考書を開いて勉強をしていたり、新聞を広げて読んでいたり、パソコンを開いて仕事をしているなどいろいろだ。まさに「サード・プレイス」といったところだ、
カフェの歴史が整理されていてわかりやすかった。 カフェ好きだと思っていたが、 まだまだ何も知らないということがよくわかった。
カフェのルーツに始まりオススメのカフェ特集まで。楽しく読むことができました。スタバやドトールコーヒーと言ったチェーン店から軽井沢のミカドコーヒーと言った地方のカフェまで。コンビニのコーヒーにまで言及。 名古屋がコーヒーがそこまで盛んだとは思いませんでした。京都の町並みのカフェなんかも好きです。煙草...続きを読むを吸わないので、タバコと結び付く喫茶店よりもカフェになびいてしまいます。 美味しいコーヒーも大切ですが、雰囲気もわたしは重視してしまいます。迷惑にならない範囲で時間を忘れて本を読んだりリラックスしたり。旅先に行ったら、ゆっくりとそこを行き交う人を人間観察したり。わたしに取ってカフェや喫茶店はそういう場所。 かふカフェ巡りをしたくなる一冊でした!
表面的にコーヒーにまつわる歴史に触れることができる本。 ドトールは喫茶の大衆化 スタバは女性ウケ抜群 ドトールの喫茶業界に与えた影響は結構すごいんだな。 ドトールは喫煙室があることもあって 客層・年齢層が広いと思う。 スタバよりおじ率が高く、 土地柄もあると思うが商談につながりそうなお話もちらほ...続きを読むら耳にする。 気取らない雰囲気もよき。 でもスタバでコーヒーを飲む方が圧倒的にリフレッシュできるね!!
まあまあだった。昔の話とかところどころ頭に入ってこなかった内容もあったけれど、全体的には日本のカフェ事情を広く浅く知れた感じ。なんだかお腹が空いてくるしコーヒーが飲みたくなってくる。
カフェ文化、コーヒー文化と日本人の関係を書いているもの。カフェーについてはそれほど触れてないことから歴史面では少し浅いが、日本においてカフェまたは喫茶が独自に、多様的に進化してきたことや、近年のカフェ業界、コーヒー市場の動き、予想や懸念が記載されており、「カフェ学の現代史」みたいな感じ。もう4年も前...続きを読むの本なので現代の状況とまた違っているとは思うが… 急にサードウェーブなどの単語を出されても…といった感じもあるが、同社から出ている「珈琲の世界史」を読んでおくと気付ける部分が多く、面白いと思う。 後半では著者の推しカフェがいくつか紹介されている。
日本でカフェがどのように発展してきたか、どのような形態があるのか、地域性はあるのか、などを俯瞰してみることができる。モーニングはどことでどのように生まれたのか、ビジネスモデルは、など。
日本におけるカフェの歴史から、名古屋の喫茶店文化、長年続く名店、サードウェーブ、コンビニコーヒーから果てはノーパン喫茶まで。 まずは、よく自ら調べられているな、という印象。よくある引き写しではなく、背景や人物、経緯などが丁寧に描かれていて分かり易く、個人的に初見の情報も多い。 全国の名店も実際に足を...続きを読む運んで聞いた話や、現在の活動にも多く言及。データも比較的多いか。 カフェ関係であれば結構おすすめ。 2014年10月の発行。前著は未読。
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カフェと日本人
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高井尚之
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