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Posted by ブクログ 2014年11月02日
日本全国方言は様々で、それについての研究も盛んに行われています。
しかし、その一方でものの言い方やしゃべり方についての研究はサッパリとの事。
本書は、このサッパリ分野を研究している2名の研究者が一般向けに執筆した、研究成果解説本です。
構成は全11章からなり、最初の7章で以下7つの観点から日本各地...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年05月19日
ものの言いかたには違いがあるが、特に目立つのは関東と関西だ。人の話し方は、話す人の個性に関係していると思われがちであり、それが事実と言う面もある。しかし、著者はものの言い方にも明らかに地域差、つまり「方言」が存在すると述べている。
読んでいて著者も例に何度も上げている関西は目立つなあ。特に...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年10月22日
方言も含めた会話の作法の違いを明らかにしようと試みる一冊。
おしゃべりなのか、無口なのか、この要因を個性だけに求めるのではなく地域差に求めている。もちろん東北の人が無口で、関西人は多弁という大方の予想が変わることはないし、都会と田舎の違い、中心部か周辺部かによる差異もその通り。これを具体的なデータで...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年11月13日
方言の違いではなく、そもそも言葉を語るのかどうか、文化面の比較。関西では「口数が多く、お喋り」が多いというのもアンケートから間違いなく検証できている!7つの言語的発想法の側面で全国をコミュニケーション発達区分4つに分けている。即ち①発言性、②定型性、③分析性、④加工性、⑤客観性、⑥配慮性、⑦演出性と...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月11日
<目次>
序章 ものの言い方にも地域差がある
第1章 口に出すか出さないか
第2章 決まった言い方をするかしないか
第3章 細かく言い分けるかどうか
第4章 間接的に言うか直接的に言うか
第5章 客観的に話すか主観的に話すか
第6章 言葉で相手を気遣うかどうか
第7章 会話を作るか...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月14日
一見、方言の東西比較の本かと思った。方言論には違いないが、一つ一つのことばがどうのこうのというより、いわば言語行動の方言論である。よくしゃべるとか無口かは個性と言える面もあるが、それが傾向として大きな集団について言えれば方言の違いということになる。より正確に言えば、方言の地域区分による言語行動、言語...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月31日
名詞や動詞、形容詞の方言の本を
いろいろ読みましたが
これは「シチュエーション」の方言
について書かれた一冊なのがおもしろかった。
例えば、食事中のこんな場面。
同席している誰かに醤油差しを取ってもらう。
そのときあなたは…って、調査なのですが
「感謝の意にあたる言葉を発しない」
地域があるなんて...続きを読む
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