幻視時代

幻視時代

770円 (税込)

3pt

3.6

撮影時点の四年前に亡くなっていた同級生が写りこんだ古い写真。これは心霊写真か、それとも……? 同じ文芸部から美少女高校生作家として鮮烈なデビューを飾った彼女の、突然の怪死には、何が隠されていたのか。二十二年後に集まった部員たちによる怒濤の推理合戦が、いま始まる!

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幻視時代 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2014年11月23日

    久々に文句なく面白い小説を読んだ気がする!!

    2010年、主人公たちは一枚の写真を目にする。その写真が撮られたのは1992年。しかしそこには1988年に死んだはずの少女が映り込んでいた。

    ストーリーは過去編と現在編からなっていて、過去編にあたる1〜3部は、少女とその死をめぐる一連のお話。現在編に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年07月14日

    捻りの効いた本格ミス。著者の名人芸の一角といえる“議論もの”。
    喧々諤々の議論により、印象的な脇道や効果的なミスリード、あるいは新たな伏線となる説…と、様々な推理を重ね、真相ににじり寄っていく様は、何度味わっても独特で見事。
    今回はまた、殺人と悪事のフー&ホワイダニットと平行し、幽霊の「ある...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年10月08日

    あらすじから受けた印象は黒後家蜘蛛の会的なものを予想していたのだが、推理合戦というよりも「匠千暁シリーズ」の四人のようにあーでもないこーでもないと言い合いながら少しずつ事件の真相がわかっていく、という感じで正直あまり新鮮味はなかった。同じような形式の「聯愁殺」が良すぎたせいもあるかもしれないが今作は...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年11月02日

    数年前に死んだ同級生が写真に写ってる?
    パズルを解くような感覚で推理は進む。高校時代から遡りストーリーが展開する。
    オチもアクロバティックさは無く本格で良く出来ていた。

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    Posted by ブクログ 2014年10月13日

    1人の高校生の出来心がやがて悲劇を引き起こしていく・・。冒頭の心霊写真からサスペンスの予感がして、ハラハラしながら読みました。面白かったですが、肝心の心霊写真の正体は拍子抜け。白洲先生、回りくどいよ・・・。それと、文章中に「その時はまだ気付かなかった」的な表現が割と出てくるのが気になりました。

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