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悲劇のヒーローという日本人好みの物語として、次第に形作られた義経伝説を、『平家物語』諸本や『吾妻鏡』、日記などと比較しながら解剖。武家社会と貴族社会との対比の中で、天才的戦略家の実像に迫る。
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Posted by ブクログ
【屋島への出陣】義経が京を離れたのは文治元年正月十日、摂津の渡辺から出港が二月十六日。この間、1ヶ月。兵糧米の徴収と嵯峨源氏の渡辺党などの水軍兵士の動員をかけた様子。また阿波の反平家勢力、近藤近家から協力を得ての渡海の成功であったと考えるのが妥当。 「今日2月15日、義経の阿波上陸から屋島の合戦...続きを読むをたどって見ようと再読しました。通説では義経は暴風雨の中、数時間で渡海し偶然に阿波の勝浦に上陸したことになっています。しかし準備に一ヶ月を要してわざわざ悪天候の日を選ぶことはないと思っていましたが、実際に義経は摂津の渡辺党の協力や阿波の源氏与党との連絡を行い、上陸地を決定したようです。義経には一ノ谷での奇襲のイメージがありますが、三草山の前哨戦で勝利した結果、平家は山手からの攻撃を警戒して北の布陣を強化して、戦闘は東西と北の3ヶ所で始まります。義経は鵯越からその間隙をついて均衡を破り勝利します。義経の戦いは常に合理的で、偶然はありません。伝説の義経より、実像の義経の魅力を知りたい方にお勧めします!」
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源義経の合戦と戦略 その伝説と実像
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菱沼一憲
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