伊藤博文と明治国家形成 「宮中」の制度化と立憲制の導入

伊藤博文と明治国家形成 「宮中」の制度化と立憲制の導入

1,265円 (税込)

6pt

4.5

【サントリー学芸賞受賞作 1992年度 思想・歴史部門】 内閣制度を創設し、明治憲法の制定に尽力したことで日本近代史にその名を刻む伊藤博文。しかし立憲制の導入のために伊藤がまずなすべきことは、天皇の権限を明らかにし、「宮中」を制度化することだった。大隈重信・井上毅ら政敵との抗争や、度重なる政治的危機を乗り越えて明治天皇の信頼を得た伊藤の、「真の業績」を論じたサントリー学芸賞受賞作。(講談社学術文庫)

...続きを読む

伊藤博文と明治国家形成 「宮中」の制度化と立憲制の導入 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年03月27日

    明治国家の創成期を伊藤博文を中心に述べている。当事者間の書簡やり取り部分はやや難解だが、非常な良書と言っていい。
    維新の元勲亡き後、伊藤が中心となって近代国家の整備をしていくにあたり、薩長閥内部、宮中、官僚、民間、そして明治天皇までもが、抵抗勢力として立ちふさがり、その中を巧みに調整しながら、憲法、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年09月21日

    このような本を読まないと明治初期の新しい国づくりの中で、なぜ新華族を作ったかが分からない
    不合理でも当時の政治力学で、時には目くらまし、時にはバーターでやらないといけないこともあるわけだ
    (現在の政治と同じで、核心を突かないと何も見えない)
    天皇親政を望むもの、命を懸けた国体護持に道半ばで堕落するも...続きを読む

    0

伊藤博文と明治国家形成 「宮中」の制度化と立憲制の導入 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社学術文庫 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

同じジャンルの本を探す