学問のすゝめ

学問のすゝめ

1,375円 (税込)

6pt

天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず。近代日本を代表する思想家が説く、国民の精神革命。自由平等・独立自尊の理念を掲げ、西洋的「実学」を奨励する不朽の書に、より多くの読者が親しむことを企図し、本書は流麗な文語調の原文に長年の研究成果を結実させた丁寧な語釈・解説を付した。国際社会の中の日本、日本人のあり方を考えるうえで、いまなお重要な指針を示す現代人必読の一冊である。(講談社学術文庫)

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学問のすゝめ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    学問のすすめというのは冒頭の文がえらく不自然に切り取られたことでだいぶ有名な本ですが、それにしても「といへり。」を削ってしまうのはずいぶんな暴挙ではないか。
    高校時代に一読したきり再度読まないものだから、今になって中身を説明せよと言われてもなんだっけという情けない有様ですが、けれどもこの本が、現代に

    0
    2017年03月13日

    Posted by ブクログ

    「学問のすすめ」をひとつすすめるとしたらコレ。解説が充実していて、時代背景や当時の用語の意味合いを知ることができ、「学問の~ワールド」が大いに拡がる逸品。

    0
    2010年03月12日

    Posted by ブクログ

    解説が良い!福沢諭吉の考えを紐解くの多い参考になる。

    実学=実用or実験実証

    賢者と愚者、富者と貧者をわけるのは学問をしたかしないかである。

    学生頒布の趣意書(1872)に綴られてる
    ?教育の機会均等
    ?実学主義
    ?個人主義
    と福沢諭吉の考えとを関連付けて述べられてる箇所がわかりやすく興味深か

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    大学時代に輪読したのを、読み返してみた。

    結局、「賢人と愚人との別は、学ぶと学ばざるとにより出来るものなり」の一文に尽きる。
    「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」が一人歩きしてしまってる。。
    本来は平等なはずなんだけど、実際は貴貧の差が出てしまっていて、その原因は学の有無だから、学問に精

    0
    2022年06月13日

    Posted by ブクログ

    慶應義塾の創設者の書籍の中で最も有名なものである。「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」の書き出しは有名である。本書を読んでいない人でも、この書き出しを知っている人は多い。

    0
    2021年10月09日

    Posted by ブクログ

     1872年という明治初期に書かれた書物にも関わらず、現代にも通じる-なんて紋切り型の言葉に違和感を覚えずにいられないのは、先に『福翁自伝』を読んだ為か。そもそも、福沢諭吉は権威や立身出世とやらに無頓着で、旧態依然とした体制や大衆とやらにとにかく「渇だ渇っ!」と言いたかっただけなのだ。
     しかし、こ

    0
    2011年12月18日

    Posted by ブクログ

    先行きの見えない今のような時期に、

    学問のチカラをわかりやすく教えてくれる本。

    あの、「天は人の上に人を造らず〜」

    の部分が有名な、一万円札の人の本です。



    イメージは取っつきにくそうだけど、

    読みはじめたら、一気に読んじゃいました。



    運営主体と運営客体の関係や

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ・賢人と愚人の差との別は、学ぶと学ばざるとによりて出来るものなり。・今の政府は官員の多きを患ふるなり。事を簡にして官員を減ずれば、その事務はよく整理して、その人員は世間の用をなすべし。一挙して両得なり。(=役人を減らすことが、かえって政府の事務を整頓させる上、有用な人物を民間に回すことになって、両得

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ●当時の気風などについては不勉強なのだが、「貴賎上下の差別はなく、人々は一身独立を成すべきで、それが一国独立への道である。そして、独立するためには、実学を身につけることが肝要である」といった著者の主張はどれほど画期的で、どれほどの影響を与えたのだろうか。

    0
    2018年10月23日

    Posted by ブクログ

    初めてちゃっと学問のすすめを読みました。
    勉学の大切さについて書かれており、学ぶことを惜しまなければ、みんな平等でやりたいことにチャレンジできるということが熱く伝わってきました。

    0
    2016年01月20日

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