宵待歩行

宵待歩行

418円 (税込)

2pt

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どこまでも進むと、咲きこぼれる静かな花々が自由気ままにあらわれる。かわかない涙はどこへいくのだろう。四季の移ろいを背景に「はかなさ」を独自のスタイルで詩に詠い上げた、銀色版純情詩集。

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宵待歩行 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2012年09月04日

    だいすきな詩集

    ふと迷ったときに手に取ります

    短い文字がつむいでいく
    言葉から生まれる詩

    心地よく
    奥深く
    ココロに染み入ります

    0

    Posted by ブクログ 2010年11月18日

    これが一番好き。

    *********************

    「輝き」

    私はあなたが好きだった
    確かに いつか

    そして今 目の前にいるあなたは
    見たこともないあなただった

    でも
    あなたは輝きをつかんで
    その手で包みこんでしまったので
    あなたはしあわせになったけど
    人からみたら輝きが包みこま...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    それは人魚の夢だった
    一度だけ 泡になればすむこと
    一度だけ 夢をみた後に



    銀色夏生の最高傑作ともいえるような詩集。
    パステル調の表紙をめくれば、其処にあるのは言葉だけ。
    他の作品みたいにイラストも、写真も、何にもない。

    だけどその言葉一つひとつが繊細で、色を帯びているから世界が...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    『人魚の夢』という詩が大好きです。
    一度だけ 泡になればすむこと
    一度だけ 夢を見た後に

    0

    Posted by ブクログ 2020年10月07日

    銀色夏生の詩集の中でも良作だと思う。
    情景描写とそれにリンクした心情描写が素敵。

    「二人の日常」と「人魚の夢」が秀逸。

    0

    Posted by ブクログ 2011年03月15日

    10年以上前から、繰り返し読んでいる本。
    なので、20代の自分の気持ちとリンクしている。
    必死で、寂しくて、考えの甘さもあって。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月08日

    季節の移り変わりにのせた離別・未練がテーマの詩集。
    はぐれてしまったこと、もう2度とより添えないことに気づいたときの
    ぼんやりとした、現実感のない悲しみ。そんなものが押し寄せてくる。
    忘れたくない人がいる人には、共感できる言葉がたくさんあるだろう。
    ただ、内容がはっきりとしておらず個人的な話という印...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    たまには軽いのもいいですね。意外にいい詩もあります。
    『君がいるからこの世界もまんざらではないと思う』とか…

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    「散歩道には光の筋が落ちている。どこまでも直進する明るい足跡。浮かぶようにひとつ。しずむようにふたつ。ただようようにみっつ。そしてまたどこまでも進むと、咲きこぼれる静かな花々が自由気ままにあらわれる。かなわない涙はどこへいくのだろう。」著者

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年10月02日

    それは人魚の夢だった
    一度だけ 泡になればすむこと
    一度だけ 夢をみた後に



    銀色夏生の最高傑作ともいえるような詩集。
    パステル調の表紙をめくれば、其処にあるのは言葉だけ。
    他の作品みたいにイラストも、写真も、何にもない。

    だけどその言葉一つひとつが繊細で、色を帯びているから世界が...続きを読む

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