駅弁味めぐり事件ファイル 乳頭温泉郷殺人情景（小学館文庫）

風見修三

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矢島耕平は、地域活性の企画イベントを請け負うプランナー。大手リゾート開発会社「森野ホールディングス」のCEO森野昭三郎に請われ、同社が経営する秋田・乳頭温泉郷近くの「沢の宿」再建に携わることになった。しかし現地を訪れた直後「沢の宿」の宿泊客が水芭蕉の群生地で他殺体となって発見される。森野ホールディングスの後継争いが事件の背景にあるらしいと気づいた耕平は同僚の相沢結女と調査を進め、発端が16年前に東京・杉並区で起きた放火殺人にあることを知る。駅弁の食べ比べを愛し、日本中を飛び回る青年の活躍を描く。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内ミステリー
• 出版社: 小学館
• 掲載誌・レーベル: 小学館文庫
• ページ数: 272ページ
• 電子版発売日: 2014年10月10日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 3MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

地域の活性化を！　という依頼を受けて行った先で
人が殺され、犯人として女将が連行された。

女将と兄弟のどちらかを結婚させて跡継ぎとする…と
ひそかに父親がもくろんでいるのがばれたのは
どこからだったのでしょう？
年功序列か、実力主義か。
どちらもどちらで、良い所と悪い所とあるので
きれいに混ざった状態が一番、ですけど。

そもそも容疑者が…というよりも、これができそうなのが
一人しかいないわけですし、殺人事件ですし
怪しげなのは一人しかいません。
昔の話も出てくるので、なんだかごっちゃになってますが
事件してはシンプルかも？

忍者屋敷のようになっているこの旅館。
ちょっと探検してみたいです。

[ブクログ · ★★★☆☆]

乳頭温泉にそのうち行きたくて手にとった。火曜サスペンスとか土曜ワイド劇場とかでありそう。駅弁シリーズというには駅弁ファンの心を掴むに足りるのだろうか。