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神護寺の伝源頼朝像は足利直義と決した。では、本当の頼朝の顔はどんなものか。それはどこにあるのか。多くの頼朝像の画像分析と文書解読の歴史推理のはてに、ついにたどりついた頼朝像発見のドラマを描く。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
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Posted by ブクログ
著名な神護寺伝源頼朝像が頼朝ではないっと、喝破した米倉迪夫と同じ立場をとる著者が、では、本当の頼朝はどんな顔をしていたのか、を彫像、文献資料を駆使して、推理していくもの。実に面白い。
頼朝の真の像に迫る書物。 詠みやすいし、驚きもある。何よりも説得力がある。個人的にはノンフィクションミステリーの傑作だと思います。結果として甲斐善光寺に行ってしまいました。
本物の頼朝像は案外と冴えない木像ということになるらしいが、歴史の真実とはそんなものなのかもしれない。
専門的でありつつ、おもしろく、すらすら読める本です。昔教科書にあった源頼朝は別の人物であるという説が強い中、では頼朝はどんな顔であったかについて肖像彫刻を分析し、デッサンで復元。歴史学者の研究が生々しく感じられます。
メモ 米倉袖夫氏の研究で神護寺の「源頼朝像」は頼朝ではないとされた。では鎌倉時代作の本物の頼朝像はどれか?東京国立博物館蔵で鶴岡八幡宮にあったといわれる頼朝像は北条時頼像である。甲斐善光寺の頼朝像こそ本物。 北条政子が頼家、実朝像(現存)とともに作らせたのではないか。傷みが激しい。本書ではデッサン...続きを読むも掲載されている。
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源頼朝の真像
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黒田日出男
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