マンゴスチンの恋人

マンゴスチンの恋人

671円 (税込)

3pt

3.7

すべての人に刺さる4つの恋の物語。

幼い頃のトラウマから男子とつきあえず、年上の人妻に恋する女子高生。存在感の薄いチビオタ地味男の身体の悩みを知り、心を寄せていく美少女。援交トラブルを救ってくれた男子クラスメイトの秘密を知ってしまった少女。かつての恋の痛手に苦しみながら、レズビアンであることをカムアウトすべきか悩む生物教師。
十代の後半、人は性への意識が高まり、性自認が確立しはじめる、サナギのような時期。多感な心は揺れ、痛み、傷つきながらも、人を好きにならずにいられないセクシャルマイノリティのそれぞれの恋を描いた、すべての人に刺さる4つの物語。
全国書店員さんはじめ、芸能界やマスコミから絶賛された第12回小学館文庫小説賞受賞作が、待望の電子化。

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マンゴスチンの恋人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    表題作「マンゴスチンの恋人」は読み応えがあった。
    同性愛を扱った、若い人にも読んでもらえるような小説は少ないので本書は貴重だと思う。セクシャリティについて悩む十代が読むのにふさわしい。

    0
    2019年08月16日

    Posted by ブクログ

    主人公がくるくると変わる連作小説というのが、あまり好きではなかった。

    いくら主人公に感情移入していても、あっという間に断ち切られてしまう。
    まだこの人物の物語を読んでいたいと思うのに、容赦なく別の人物の新たな物語をずいと無遠慮に差し出される感じ。

    けれど、ここ数年で良質な作品と出逢い、連作も良い

    0
    2014年12月23日

    Posted by ブクログ

    著者の名前から遠野なぎこが連想されるせいか、なんとなく手を出す気になれなかった遠野りりこ。無関係なのに連想されても困りますよね(笑)。全国の書店員が惚れ込んだという触れ込みに惹かれて読んでみることにしました。

    4つの短編はいずれもセクシャルマイノリティが絡んでいます。

    1話目の表題作「マンゴスチ

    0
    2017年05月10日

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