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世間的には成功を収めたと称賛されるあの会社。いちどは急成長を遂げて躍進したこの会社。そうした「成功企業」が、あるときから坂を転げ落ちるように衰退することがある。かつて増収増益で潤った会社が、ダメになるのはなぜなのか。その原因は、経営者とその精神に由来する。だとするならば、経営者たる者は、どんな資質を備えるべきなのか。資本主義の水脈のなかに現代企業を位置づけ、御社のあるべき姿を考える経営論。
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Posted by ブクログ
筆者は一貫して、新自由主義的経済を忌避している。 というより、経済学そのものを疑ってかかっている。 経済合理的に動くホモエコノミクスなる者は本来この世に存在しない と私も思っている。 ユーモアを交え、人の世の経済活動なるものを著者のものさしで書いている。 読んでみて、また読みたい本ができまし...続きを読むた。 「経済学とは何だろうか」佐和隆光著。 また、マックス・ウェーバーの「鉄の檻」についてもっと詳しく調べようと思いました(笑)。
最初読み始めて、後回しに。 つまらなそうと思ったからだけど、読むものなくなり、こないだ手にしました。結論。意外に面白かったです。 かなりくだけた書きぶりですが、それだけに建前捨てて本音がそのまま。 そして、なんとエンロンやら内部統制がらみの話題が豊富。 一度原稿取りに研究室まで行って、30分...続きを読むくらい話したことがありますが、そのずっと前に、会計検査院の研究員などもしていたことがあったようです。 そこまでは当時リサーチしてなかったな〜。本を何冊か読んで原稿の企画ネタについて、引き出そうとしてました。
成功したはずの会社がなぜ失速するのか?その原因は経営者の精神にある。 大切なことは、まともな人間を経営者に選ぶということなのだ。 会社とは何か。根本的な事を考えさせられた本である。弱肉強食の社会ではあるが、世の中にはスポーツマンシップというか、ジェントルマンというか、世間様に申し訳ないというか、...続きを読むモラルが無いといけないのであろう。 ところが、今の世の中では度を超えて利己的な社会になってしまっていている気がする。 牛肉に限らず、市場に流通させてはいけないものが流通してしまう世の中に、本書は大切なエッセンスが詰まった一冊である。
学術的で面白くない。経営者はモラルのある人間を選べ…ってのが主張なのか?ただ、経営史を学びたいかたにはお勧め
資本主義とはなんぞや、経営者とはどうあるべきだって、正面から語ってます。言われるもなく、っていうあるべき姿。大切にしたいものです。 学生時代、ひとコマだけ講義聞いた覚えがある。
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高橋伸夫
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