ふるえる指は、あまい

高菜

色づく音は、きみのせい。一生続く退屈を紛らわすため、つかの間の刺激を求める日々を過ごしていた本城千鳥。しかし、具合が悪くなったところを助けてくれた甘木千早との出会いによって、千鳥の日常は大きな変化を見せる。どんな男に触られようと感じたことのない高揚感と緊張感。いつだって心を落ち着かせてくれるピアノを叩く指がどうしようもなく震えるのは、きっと、恋に落ちてしまったから――。いくつもの想いがきらきらと響きあう純度の高い恋のおはなし、一冊に。

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BLマンガ
• 出版社: 一迅社
• 掲載誌・レーベル: gateauコミックス
• 電子版発売日: 2014年08月25日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 65MB

[ブクログ · ★★★★☆]

高菜さんの同人誌『すみか』シリーズに描きおろしを追加して１冊にしたコミックス。 ナニコレ可愛くてすごく癒された～(〃´ω`〃)

暇潰しのように生きている千鳥が体調不良で助けてもらった相手・千早。ひょんなキッカケから徐々に二人の距離が縮まる過程で、じわじわとデレてくる千鳥は可愛いし、天然人たらしワンコな千早もとても愛らしい！ なんだろ、とにかくキャラが可愛くてノックアウトされました(笑)
屈折中の千鳥は最初、性格曲がってるし学校の先生とセックスしてるし、好きになれるか不安な要素ばかりだったけど。心の隙間を埋めるように千早の存在を求める姿は１７歳の幼さを残していて、初々しい反応がいちいち可愛かった！
また千早もホント良い子で可愛いのよね～( *´艸｀) ゲイの自覚がある千鳥より遅れて自分の気持ちに気付く場面は萌えた…♪

絵柄はガサガサして粗い印象だし、中途半端な立ち位地の脇キャラも気になるんだけど…これ続かないよね？ 出来ればまだこの作品というか、このキャラたちの物語を読んでいたいと思う。

[ブクログ · ★★★☆☆]

えー、これで終わり…？かわいかったけど、なんというか中途半端…。2人はここからだと思うし、意味深な理系の成海とか、千早サイドの2人とか、何だったのっていう…。続きが出るならまだしも、すっきりしない…。