世界史のなかの満洲帝国

世界史のなかの満洲帝国

720円 (税込)

3pt

3.4

歴史の表舞台から消滅して60年。日清・日露戦争を通じて「10万の生霊、20億の国帑」によって購われた大地――。なぜ満洲に日本人が大挙して向かうことになったのか。清朝中国、モンゴル、朝鮮、そしてロシア。さまざまな利害と思惑が生み出した満洲帝国とは、いったいなんだったのか? その数奇な運命を詳細にたどる。政治的立場や道徳的価値判断をいっさい排し、あくまでも歴史学的に満洲を位置づけようとした最初の試み。日中韓で事あるごとに巻き起こる歴史認識問題を理解するための必読書である。

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世界史のなかの満洲帝国 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    世界史のとゆうより東アジア史のなかの満洲帝国すね。先住民の時代から日本が負けてしばらくまでの通史。満州でなく満洲の理由とか、中国人は何者なのかとか、昔の日本も含めた国際関係だとか、学ぶところが結構あります。

    0
    2012年10月29日

    Posted by ブクログ

    純粋な歴史書を目指す。
    支那、韓国、ロシアの成立あたりから論が始まっていて、肝心の満州帝国成立前に力尽きて放り出した。

    あかん。

    ほんまに最近頭が腐って来てる。

    0
    2019年02月04日

    Posted by ブクログ

    本書を読み始めた当初、著者が言う「いま現在、存在する国家や個人にとって都合のいいように過去を解釈しなおすのは、岡田英弘にいわせれば、「悪い歴史」である。「よい歴史」というのは、史料のあらゆる情報を、一貫した論理で解釈できる説明のことである。文化の違いや個人の好みを超えて、国家の枠組みや書かれた時代を

    0
    2014年08月15日

    Posted by ブクログ

    満州帝国とタイトルにあるけれど、本のほとんどの部分が満州国建国以前の東アジア史が書かれているのには驚いた。確かに満州国が生まれる過程を知るのにはいいけれど、それにしても肝心の満州国の分量が足りないのではないだろうか。ただ作者も自負している通り、史実に忠実で、非常に客観的に書かれているのには好感が持て

    0
    2012年05月08日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    [ 内容 ]
    歴史の表舞台から消滅して六十年。
    日清・日露戦争を通じて「一〇万の生霊、二〇億の国帑」によって購われた大地―。
    なぜ満洲に日本人が大挙して向かうことになったのか。
    清朝中国、モンゴル、朝鮮、そしてロシア。
    さまざまな利害と思惑が生み出した満洲帝国とは、いったいなんだったのか?その数奇な

    0
    2011年04月20日

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