戦争と日本人 テロリズムの子どもたちへ

戦争と日本人 テロリズムの子どもたちへ

627円 (税込)

3pt

少年たちが従軍した西南戦争から、政治家・思想家を狙った「子ども」による昭和のテロ、徴兵制、知られざる昭和天皇の姿、尖閣問題まで。気鋭の歴史学者と練達のジャーナリストが乱世の時代を見定めるヒントを伝授!

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戦争と日本人 テロリズムの子どもたちへ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年06月21日

    率直に言って難しかった。
    歴史は大好きだけど、近現代史は苦手だ。嫌いといってもいい。なぜって怖いから。大正や昭和なんて新しすぎて歴史って感じがしないし、ただただ戦争ってものが怖い。
    だからずーーーーっと避けてきた。火垂るの墓だって怖いから見ない。
    戦争の悲惨さや恐ろしさは、NHKの番組で毎年いやとい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年03月11日

    不思議な読後感というか、佐高の現政権批判にどこか違和感(現政権を僕が肯定/否定というのではなく、本の構成として)を感じつつも、取り合わせの妙に読んでしまった。キーワードとなる「不幸の均霑」のもとの『徴兵制と近代日本』を読みたくなった。

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    Posted by ブクログ 2013年01月04日

    『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』の著者・加藤陽子氏と評論家・佐高信の対談本。

    本書の副題に出てくる「子ども」というキーワード。単純な未成年を指しているのではなく、大人であっても「子ども」的な気性であれば「子ども」なのである。その「子ども」たちがテロを引き起こしてきたと加藤は言う。
    そういった...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年10月28日

    反戦というキーワードはお二人に共通している。

    個人的には、佐高さんの著書はあまり読んでいないがTVで見た印象から生理的に受け付けない。加藤さんはお姿は拝見したことがないが、「それでも日本人は戦争を選んだ」と本書を読んだ印象としては悪くない。

    学問として歴史を研究する学者の立場として、見る側が色眼...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年08月19日

    『それでも日本人は「戦争」を選んだ』の加藤先生と佐高信さんとの二人による対談集。章立てテーマを決めておいて、どちらかが聞き手に回って色々と聴く形を取っています。『それでも〜』は中高生(とても頭がいい)相手に加藤先生が自ずと答えを出させるように導いてくれるのでとても判りやすかったのですが、章タイトルの...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年03月16日

    加藤陽子という人の、独特のものの見方というのは論理性と当事者性にあるのかと思っていたが、そうばかりでもない、というのは本書で笠原和夫と大杉栄という補助線を得て、了解した。国や国民に対するどこかさめた距離感は、いってみればアナーキストのそれなのかもしれない。
    取り上げられた中で備忘:笹まくらと東京裁判...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年01月25日

    正義とは何か?公平とは?一つの考えに傾倒し、突き進んでしまう傾向にある日本の政治・マスコミ・国民が如何に危うい結果を生んできたか。誰も疑っていないことはむしろ恐しいのだ。クリーンなタカとダーティーなハトといった端的な切り分け表現すら怖いと感じてしまう。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年01月05日

    特に印象的だったことを徒然に書き記しておきます。

    学徒出陣に対して、庶民からはむしろ当時のエリート層である
    大学生が出征することを、喜んでいたような節があるというような
    話が興味深かった。「不幸の均霑」という言葉を用いて説明されているんだけど、「同じ辛い思いをしろ」というような、庶民側の感情という...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年08月10日

     NHKのさかのぼり日本史をみて、加藤陽子さんの本を読んでみた。佐高信さんとの対談。
    加藤さんの
    国民を刺激しない形で「その気にさせる」ため、公平で平等に徴兵する。今まで特別待遇だった徴収猶予の対象であった人たち、知識階級の帝国大学の学生などを徴兵していく。そういう人たちを、ガダルカナルやレイテで戦...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年10月04日

    興味深く読めた。このような見方のあるんだと勉強になった。日本の近現代史の一面を知る上では便利な本だと思う。

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