ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
今の若者は厳しい経済環境にある。しかし、20代の生活満足度は、全ての年代の中で最も高く、所得や貯蓄などの経済面の満足度も40~50代より高い。今の若者は実際のところ、月々どれくらいのお金を手にしているのだろうか。――統計のプロフェッショナルによる画期的な現代若者論。統計の入門書、若者に関するデータ集としても最適な一冊。
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
本書は、統計の入門書としての位置づけ。伝わりやすいように若者の○○離れの観点から読み解く。 元々論文から本にしたもののため、文章は論文口調となっている。図は使用されているものの、強調や補助線がないため理解しづらい。また、文章で図の説明がされているため理解のしづらさに拍車を欠けている。あと、結論付け...続きを読むが弱いかなとも感じた。 ただ、この本は、若者および高度経済にいた方々が読むべき内容である。私自身は88年生まれのため若者部類となるが、"えっ!そうなの?!若者の○○離れって嘘じゃん!"とか"たしかにそうだ"と驚き納得する箇所が幾度となくあった。 この本から学んでどうするかという行動を変えるというよりも、現状を理解するのに役立つ本であった。
今の若者はお金も持たず車も買えない。本当にそうなのだろうか。統計データをつぶさに検証してみると全然違う実態が見えてくる。若者は厳しい経済環境にありながら所得、収入、貯蓄は多く生活満足度は高い。可処分所得や貯蓄現在高はバブル期よりも多い。40~50代は正規職員も多く所得も多いのになぜか満足度は低い。満...続きを読む足度の高さは成熟社会の恩恵からくる。今の若者は、いつでもどこでも簡単に、しかもお金をかけずに多様な手段でコミュニケーションを取ることができる。多様な商品、サービスを楽しめる。さしてお金を出さなくても美味しい物を家で食べられる。安価で高品質な商品・サービスがあふれ、娯楽も多様化。選択できる対象も増えている。いきおい車や高級ブランド品への興味は薄れる。若者はお金を使わないわけではなく使わなくていいから使わないだけなのである。統計による肌感覚と実相の大きなズレを思い知らされた。
いろんな統計データを元に、データからどんなことが読み解けるかを一つ一つ読み解いていく本。データ分析の手法例や、こんな統計があるんだ!という発見も。
統計数値を使って、今の若者を分析するという本です。統計に基づいて議論するという姿勢は勉強になりましたが、結論がありきたりなのが残念でした。
2014年6月初版 久我尚子 著 == 酒、車、趣味からフルーツまで、●●離れと言われるもののその実をマクロデータからアプローチ検証しているので、それぞれの業界の若者の概況を知る上で辞書的にいい本。あと、マクロデータはちゃんと把握した上で語ろう。 というまっとうな一冊。「面白い発見感はない」とい...続きを読むってしまえばそれまでなのですが、発見感がないことを即悪だと言ってしまうスタンス自体に、異を唱えているのが一つのコンセプトな気もします。
どこにも「意外な真実」がなかった…。良くも悪くもマーケティング用の基礎資料でしかないので社会学・経済学的な価値はあまり期待しない方がいい。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
若者は本当にお金がないのか?~統計データが語る意外な真実~
新刊情報をお知らせします。
久我尚子
フォロー機能について
「光文社新書」の最新刊一覧へ
「社会・政治」無料一覧へ
「社会・政治」ランキングの一覧へ
▲若者は本当にお金がないのか?~統計データが語る意外な真実~ ページトップヘ