吉田茂と昭和史

吉田茂と昭和史

880円 (税込)

4pt

3.3

戦後日本はこうしてつくられた。〈自立〉か〈協調〉か、〈自由〉か〈統制〉か――歴代首相の立ち位置は吉田との政治的距離で決まっている。今の日本政治は昭和の歴史から何を学ぶべきか。吉田を知ることなく、今の日本を語ることはできない! 平和憲法、サンフランシスコ講和、日米安保──。戦後日本のかたちをつくった宰相と日本人たちのドラマを鮮やかに描き出す。(講談社現代新書)

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吉田茂と昭和史 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    「自立」か「協調」か、「自由」か「統制」か-歴代首相の立ち位置は吉田との政治的距離で決まっている。
    今の日本政治は昭和の歴史から何を学ぶべきか。

    [ 目次 ]
    序章 昭和のなかの吉田茂
    第1章 大陸の嵐のなかで
    第2章 政党政治と外交-外交優位の体制を求めて
    第3章 危機の時代の外交

    0
    2010年11月23日

    Posted by ブクログ

    吉田目線の昭和史であり、吉田に対する批判的な検討はない。それを受け入れて読めば得るところもあるが、全体に単調で薄味という印象。

    0
    2021年11月07日

    Posted by ブクログ

    「吉田茂と昭和史」 井上寿一

    ごく簡単に読める吉田茂の評伝。戦前の中国、イタリア、イギリスでの吉田の行動と思想、戦後との一貫性については始めて知ることが多く新鮮だった。

    戦後の吉田による"軽軍備・経済重視"の経緯はある程度知っているつもりだったが、連立政権の枠組みを何度も繰り

    0
    2014年04月20日

    Posted by ブクログ

    学習院大学法学部教授(日本政治外交史)の井上寿一による吉田茂の評伝。

    【構成】
    序章 昭和のなかの吉田茂
    第Ⅰ章 大陸の嵐のなかで
    第Ⅱ章 政党政治と外交-外交優位の体制を求めて
    第Ⅲ章 危機の時代の外交官=吉田茂
    第Ⅳ章 復活を期して
    第Ⅴ章 戦前を生きる戦後の吉田茂
    第Ⅵ章 占領下の<自由>

    0
    2012年02月18日

    Posted by ブクログ

    吉田茂の評伝。吉田茂の政治的活動について、戦前からよくまとまっている。特に現代との関連性を意識させる記述は新鮮。

    0
    2012年01月22日

    Posted by ブクログ

     吉田茂になんとなくひっかかって、職場の本屋の平積みから購入。

     井上氏の政治家の分析軸、横軸は経済軸で自由と統制、縦軸は、国際軸で協調と自立。

     吉田は、自由で協調。例えば、岸は、自立で統制(満州の革新官僚ですから)。

     最近の政治家では、小泉さんは、自由で協調。麻生さんも自由で協調。

    0
    2011年12月24日

    Posted by ブクログ

    吉田は世俗的な栄達には興味がなかった。なぜなら11歳にして莫大な財産を引き継いでいたから。だからリベラル。傍流でも気にならなかったのだろう。この敗戦、悪くはない。日本はアメリカに敗れて屈辱的にならずに徹底して戦ったのが吉田と白洲。

    0
    2009年10月07日

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