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医療の是非は死ぬ時までわからない。本書には自らの選択を後悔しない賢い患者になるために、知っておきたい医療の事実が満載。著者は、マウスにオペラを聴かせるという独創的な手法で「病は気から」を科学的に実証し「イグ・ノーベル賞」を受賞した臨床医。日本初の保険診療によるセカンドオピニオン外来を開設し、西洋医学に飽き足らず漢方を学び、移植免疫学研究の分野でも活躍する著者が、多様な経験から見いだした大前提の事実は「医療は常に“壮大な人体実験”の途中」ということ。何が正しいかは誰にもわからないからこそ、患者は自分にとって最善の選択をしてほしいという思いを込めた1冊。
...続きを読むPosted by ブクログ 2022年06月01日
この頃特にお医者さんの書く本が多い気がする。スピリチュアルな人まで出てきたし。けれど本書は、医療否定本でもスピリチュアル本でもない、いい塩梅の本である。
著者自身も、否定本の代表的存在、近藤誠医師を、当初は困ったと思っていたが、今では6割ぐらい賛成だという。この6割位、半分以上というなんとも突...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年01月18日
医療は壮大な人体実験。
高カロリー輸液とビタミンで食事が取れなくても栄養が取れる。
PSAが陽性でも70%は前立腺がんではない。
1型糖尿病の人はやせている。2型とは異なる病気。
骨粗しょう症の治療薬は、破骨細胞の機能を抑制している。古い骨が残るだけで骨折しやすくなる。
骨粗しょう症の薬を売るために...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月12日
著者の新見先生の考え方が面白い。
病気になり、どんな医師にあたり、どんな治療を受けるかは、すべて「運と縁」
「医療は壮大な人体実験」
現時点で標準治療とされている治療も本当に良いものかどうかは、将来になってみないとわからない。
今、最良と考えらている治療が行われているだけ。
今をよりよく生きることが...続きを読む
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