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41歳春、突然襲ったパニック障害。電車に乗れない、会議が怖くなる……。会社を辞め、息子とふたり旅をしながら、病気と闘い、自分と家族の再生を目指した、感動のノンフィクション!
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Posted by ブクログ
人生塞翁が馬 なった人にしか分からない時間。 後になって『あの時のあの事で今は幸せだ』 と思えれば人生成功だと思う。
パニック障害になって気になっていた本。 薬を使わずにパニックと共に生きていけるようになった著者は素晴らしいと思った。 そしてなにより、パニックになってよかったねと言いたくなった。
パニック障害はなったことのある人にしかその怖さはわからないだろうが。 著者が病気が発症してからまさかの息子との旅行をすることを選んだのが、すこし驚き。 旅行といえば必ず鉄道、飛行機に乗らなくてはならないのに。 息子と旅行するにあたり父親らしくなっていく様子が微笑ましく書かれている 奥さんのクー...続きを読むルさがいい
ノンフィクション。パニック障害になった父と5才の息子。小旅行をしながらの闘病記ような親父記録のような。奥様が素敵。
成毛さんがブログにて紹介していた新刊。 元編集長がある日突然電車に乗れなくなり、 それを機に家族との希薄な関係に気づいてしまう。 家族VS仕事,プライド を描いた実話物語。 実話でなかったら少しくどい位 パニック障害の症状をとにかく訴えている。 作者の社会に対するプライドと、家族への愛とが天秤に...続きを読むかけられている。
パニック障害で仕事を辞めた元雑誌編集長が、6歳の息子との旅を通して家族の中での居場所を築いて行くお話(ノンフィクション)。 奥さんの投資を無駄にせず、色々の気づきを経て、病気と家族遺棄から立ち直ったのだから著者も偉い。けれど著者より奥さんの方がずーっと偉い。 奥さんは金と時間の両方を夫に与えて、自...続きを読む分は家計と家事の責任を負って働き続けました。(しばらく休んだ後、夫は家事を始めたが)。それだけだって大変なのに、この夫のやることが「贅沢な宿に泊って息子と自分でおいしいものを食べる」という旅なんだから、寂として見守るのは、私にはとっても難しいことに思えます。 当初息子に「とうたん、じゃま」と言われていたのが、息子が登校拒否になる危機を救うところは感動したけど、妻が病気で傷みに脂汗を流していても『当たり前に側にいてくれる』夫ではなかったと過去のことを語られると、今が偉いんじゃない、昔が非道過ぎたんだと思います。 しかし、本の最後には家族みんなが幸せな様子で、苦労した奥さんと罪のない息子のために喜ばしく思いました。
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