遠野物語remix

遠野物語remix

528円 (税込)

2pt

山で高笑いする女、赤い顔の河童、天井にぴたりと張り付く人……岩手県遠野の郷にいにしえより伝えられし怪異の数々。柳田國男の『遠野物語』を京極夏彦が深く読み解き、新たに結ぶ。新釈“遠野物語”。

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遠野物語remix のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    もともと民俗学に興味があったので、面白く感じた。
    読んでいると、自分も遠野の地に行ってみたくなった。一つ一つの話が短く読みやすかった。

    0
    2021年07月08日

    Posted by ブクログ

    現代語訳されて再編された、柳田國男の遠野物語。
    東北の薄暗くも寒々しい原風景に息づく、怪異の姿がありありと思い浮かぶ。

    0
    2021年02月25日

    Posted by ブクログ

    遠野に伝わる数々の伝説の情景が脳裏に色濃く浮かび上がってくる。
    原風景への憧憬もさることながら、このような話を伝える語り部たちがどれほど残っているのだろうと、少し寂しくなる。

    0
    2019年09月09日

    Posted by ブクログ

    独特な文体に目が行く。
    簡潔な短い文が重ねられている。ここは読点なのでは?と思うところで句点だったり。
    京極夏彦の文章を読むのは実は初めてで、これが京極調なのかどうか、わからない。多分、柳田の文章に合わせて工夫したものなのだろうとは思う。

    経立(ふったち、長生きした獣)や、座敷童、山神、山人といっ

    0
    2016年05月28日

    Posted by ブクログ

    ついつい一気読みしてしまった。
    「遠野物語」は簡潔で読みやすく、既に作品として完成されていると思うのだが、京極夏彦氏の手によって、更に読みやすくなっているとは……。

    怪異にあったからといって、その後変わったことは何もなかったというオチもいくつかあった。
    やはり、遠野では頻繁に起こっていたことなのか

    0
    2014年11月03日

    Posted by ブクログ

    ・京極夏彦・柳田国男「遠野物語remix」(角川文庫)は 紛れもなく京極の作物である。だてにremixと付したわけではない。それなりの理由と京極の意志がここにはあつたのである。冒頭に「remix序」といふ序文がある。これは所謂旧漢字、歴史的仮名遣ひの文語文である。「遠野物語」のごく簡単な説明と、それ

    0
    2014年09月14日

    Posted by ブクログ

    巻末の解説が中身なさ過ぎて草。
    話自体はどこかで聞いたこともある民話を集めたものだけど読む人を引き込む力がある。

    0
    2014年06月29日

    Posted by ブクログ

    面白い。
    原文と対比して読めばさらなる面白さ。クセはあるものの、京極夏彦のセンスはさすが。解説も読み応えあり。
    現実と非現実、時間の狭間の朧な光景。暖かな羊水に包まれて微睡んでいた、遠い日に繋がる血の記憶のような…

    0
    2021年06月05日

    Posted by ブクログ

    怖いとも怪しいとも言いきれない、なんとも不思議なエピソードの数々。明治期の日本には、非日常が日常のすぐそばまで迫っていたのかと。

    0
    2020年05月03日

    Posted by ブクログ

    2013年刊の単行本の文庫化

    柳田邦男没後50年で、著作権の切れた「遠野物語」を京極夏彦が3つの部分に分け、並べ替えて編集したもの。

    元々柳田邦男が聞き取り編集したものだから、その再編集版だという解説者の論はその通りだ。

    京極夏彦版にもっとおどろおどろしいイメージをもっていたが、素朴な言い伝え

    0
    2019年10月03日

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