無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2012年12月17日
本書は、日本の90年代における政治改革が目指した「二大政党制」を批判し、新たなデモクラシー観を提示した政治批評です。
2009年政権交代の直後に書かれたものではありますが、総選挙を終えた現在の政治状況を考察する上でも、何かしら新たな視点を提供してくれる内容になっています。
本書は、大まかに分けて2...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年01月07日
前回読み終えた「世論の曲解」に続き、政党や選挙に絡む本として読みました。
以前、メディアで、二大政党制についての言及があり、時代は二大政党制というような感がありましたが、私は、正直二大政党制については疑問がありました。その疑問について、疑問が晴れるというよりも、やっぱりそうだ。二大政党制がいい...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年01月20日
この本の前半(第三章まで)は二大政党制がすぐれた制度ではないことを論証しています。政治理論あるいは選挙制度理論を懇切丁寧に解説しており、政治学初心者の私にもなんなく理解できました。
90年代から日本経済の低迷が続いていますが、それと並行して政治の低迷(混乱)も90年代から今まで続いていることを示...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月09日
[ 内容 ]
47%の得票で74%の議席獲得。
民主党圧勝は民意といえるか?
時代遅れになりつつある二大政党制の欠陥を指摘し、政党政治とデモクラシーを、いま改めて考える。
[ 目次 ]
第1章 政党はどのような存在なのか(「部分」としての政党 歴史の中の政党 ほか)
第2章 政治改革論と「政治工学...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月31日
二大政党制のメリット・デメリットがそれなりに整理できる。日本はイギリス型も二大政党制を目印に改革を行ってきたようだが、どうもそれは的外れであるらしい。
それには日本の民主化の流れの中で、政党が社会に根付かなかったことが問題のようだ。この辺の議論は面白かった。
ただし、「じゃあどうすんの?」ってこと...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。