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ついに開催されるブラジルワールドカップ。1998年フランス大会以来、5大会連続出場となる日本代表は、本田圭佑、香川真司など「史上最強」のメンバーで挑むことになる。日本代表は過去の苦い経験を教訓として、今度こそ「すべての力を出し切る」ことができるのかーー。本書は、20年近く世界中をサッカー取材で飛び回り、スタジアムの内外で様々な経験を積み重ねてきたサッカーライターが、その過程で出会った具体的な場面を材料に、日本サッカーの宿痾ともいえる「シュート撃たない病」の原因を探った一冊。なぜシュートを撃たないのか? 日本サッカー最大の謎に、世界中のサッカーを最前線で取材してきた著者が、全力で挑みます!
...続きを読むPosted by ブクログ 2017年08月27日
本書に通底しているのは「サッカーとは相手のいるスポーツ」というコロンブスの卵的な論理だ。しかし、当たり前であろうこのことを理解できず、フォーメーションやボール支配率などを目的にしてしまう。そうなるとシュートを打たずにボール回しをしてもボール支配率は上がるが、勝つことはできなくなる。便利過ぎる日本社会...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月12日
サッカーの取材を続けている著者が国民性や文化の観点も含めて印象に残った試合やチーム、世界で活躍するプレーヤーからとらえるサッカー観について書いた本。ブラジルW杯前の本でしたが、楽しめました。
贔屓にしているチームの負けが続いていたためタイトルにひかれて読んでみました。読んだから贔屓のチームがシュート...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年07月07日
W杯をテレビ観戦してて、日本代表戦に何故か「一瞬も目を離せない」ようなドキドキ感(点を取られそうという意味じゃなく)がないなぁ、と思いつつ読んでみました。著者曰く「システム論(布陣)への偏重」、「相手が存在するという極シンプルな事実の軽視」この2点に日本サッカーの問題の根源があると。確かに「自分達の...続きを読む
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