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Posted by ブクログ 2014年06月15日
テーマのチョイスとしては「伝統文化」「宗教」「弱者」とちょっと縁遠い感があるものの、普段の感覚とはちょっと違った視点でそれぞれのテーマを分析していくので、発見がたくさんあって面白い。
最後まで読んだあと、各テーマについて読む前よりも少し親近感が持てていたのは、馴染み深い「欲」を軸にして疑問を解決して...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月15日
経済学が、市場を中心とした金儲けの学問ではないことがよくわかった。どうしたら消費者が幸せになるか、どうした人が悪いことをしなくなるのか、その合理的な答えが追求されている。この点が平易な文章でわかりやすく説かれている。専門用語はほとんど出てこないが、使われる際には理解しやすい解説がきちんと加えられて...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月27日
[ 内容 ]
経済学は、「なんでもカネで考える」非人間的な学問なのか?
否。
これこそは、人間が人間らしく生きるために欲望をいちばんうまく活用する方法を見つけ出す、きわめて応用範囲の広い思考ツールなのである。
本書では、従来、経済学のテーマとしてはあまり取り上げられてこなかった、各種の「伝統文化」、...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
イラストレーターの川口さんから戴いたこの本を読んだ。川口さんはこの本の挿絵を担当。
そうなんだよね、といろいろ思う。著者は慶応大学商学部教授。この辺もいい。経済学ど真ん中だったらけして考えない発想がある。私の知り合いにやはり慶応大学商学部の教授がいる。清家篤さんだ(先生と書くと本人に叱られるので、さ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年03月30日
相撲や落語や将棋といった伝統文化や、仏教を中心とした宗教を、「サービス」として経済学のまな板にのせてしまうところがおもしろい。そうですか、家元制度は「参入障壁」の一部なのねとか。プロ棋士が「昇段しにくく、降格しにくい」しくみをつくるのはどうしてかとか。檀家制度がサービス事業家(寺)にもたらしたもの...続きを読む
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