これも経済学だ!

これも経済学だ!

715円 (税込)

3pt

経済学は、「なんでもカネで考える」非人間的な学問なのか?否。これこそは、人間が人間らしく生きるために欲望をいちばんうまく活用する方法を見つけ出す、きわめて応用範囲の広い思考ツールなのである。本書では、従来、経済学のテーマとしてはあまり取り上げられてこなかった、各種の「伝統文化」、「宗教活動」、さらには障害者などの「弱者」について、その奥に潜む合理性の仕組みを明らかにする。具体的な「問題解決」に役立ち、多くの人が幸せになれる世の中を作る「道具としての経済学」入門書。

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これも経済学だ! のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    この人の経済学というツールを用いた社会分析は本当に面白い。自分も経済学をこのくらいツールとしてコマンド出来たらいいなと常日頃思う。究極は恋愛を経済学というツールで分析してみたい!!

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    Posted by ブクログ 2014年06月15日

    テーマのチョイスとしては「伝統文化」「宗教」「弱者」とちょっと縁遠い感があるものの、普段の感覚とはちょっと違った視点でそれぞれのテーマを分析していくので、発見がたくさんあって面白い。
    最後まで読んだあと、各テーマについて読む前よりも少し親近感が持てていたのは、馴染み深い「欲」を軸にして疑問を解決して...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年12月24日

    経済学が宗教や福祉に関しても応用できること.
    合理主義的な考え方としてとてもクリアな方法論であること.
    インセンティブについて常に意識していれば、他者がどのように考えて行動しているのかが理解しやすくなる.
    経済学を身近に感じさせてくれる一冊.

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    Posted by ブクログ 2012年10月03日

    ずっと思っていた
    ボランティアをした人が得るものや
    葬式や宗教に関するもやもやの答えがここに。

    そうか、経済学やったんや
    俺が小さい頃から抱き続けていたモヤモヤの答えは
    経済学的志向にあったんや。

    相撲や障害者に関する考察も非常に秀逸

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    Posted by ブクログ 2011年04月15日

     経済学が、市場を中心とした金儲けの学問ではないことがよくわかった。どうしたら消費者が幸せになるか、どうした人が悪いことをしなくなるのか、その合理的な答えが追求されている。この点が平易な文章でわかりやすく説かれている。専門用語はほとんど出てこないが、使われる際には理解しやすい解説がきちんと加えられて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年10月27日

    [ 内容 ]
    経済学は、「なんでもカネで考える」非人間的な学問なのか?
    否。
    これこそは、人間が人間らしく生きるために欲望をいちばんうまく活用する方法を見つけ出す、きわめて応用範囲の広い思考ツールなのである。
    本書では、従来、経済学のテーマとしてはあまり取り上げられてこなかった、各種の「伝統文化」、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    市場原理主義的な世の中になってくるにつれ、職人のオヤジ的生き方をしてきた自分もマクロ経済学の端っこでも学ばねば・・・と手にしました。学の無い職人でも生き残るのに必死で勉強します。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    イラストレーターの川口さんから戴いたこの本を読んだ。川口さんはこの本の挿絵を担当。
    そうなんだよね、といろいろ思う。著者は慶応大学商学部教授。この辺もいい。経済学ど真ん中だったらけして考えない発想がある。私の知り合いにやはり慶応大学商学部の教授がいる。清家篤さんだ(先生と書くと本人に叱られるので、さ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年03月30日

     相撲や落語や将棋といった伝統文化や、仏教を中心とした宗教を、「サービス」として経済学のまな板にのせてしまうところがおもしろい。そうですか、家元制度は「参入障壁」の一部なのねとか。プロ棋士が「昇段しにくく、降格しにくい」しくみをつくるのはどうしてかとか。檀家制度がサービス事業家(寺)にもたらしたもの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年08月13日

    社会の様々なところに経済学を持ち込んで説明しようとする本。
    経済学的な知識より、雑学に貢献したかもしれない。

    ちなみにこの著者の授業を、大学1年生の時に1年間受けた。

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